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16タイプの4色(紫・緑・青・黄)はどこから来た?

色の正体と、診断ナビの4つの群

最終更新日: 2026-10-07

MBTI®、Myers-Briggs Type Indicator® は The Myers & Briggs Foundation の登録商標です(日本国登録第3080937号ほか)。診断ナビは同財団、The Myers-Briggs Company、一般社団法人日本MBTI協会のいずれとも関係がなく、このサイトの16タイプのセルフチェックは MBTI® ではありません。正式な MBTI® は、日本MBTI協会の認定ユーザーを通じて受けるものです。

16Personalities とも関係ありません

16Personalities は NERIS Analytics Limited の登録商標です。よく見かける4色の表は同社のサイトで使われているもので、MBTI® には色分けはありません。診断ナビは同社と関係がありません。

「MBTI 色」で検索して、紫の人・緑の人・青の人・黄色の人、という分け方を見かけた。自分は何色なのか、そもそもその色は誰が決めたのか。調べても、はっきり書いてあるページが見つからない。

このページは、その色の正体を、確かめられた範囲だけで整理したものです。分かっていることと、分からないことを分けて書いています。

結論: MBTI®に色分けはありません

日本MBTI協会のトップページ・「MBTIとは」・注意のページ・類似検査についてのページを読んだ範囲(2026年10月6日)で、MBTI® の説明に色の記述はありませんでした。協会の説明は、4つの見方と16のタイプまでです。

報道でも同じ説明があります。現代ビジネスの記事(2025年4月13日)は、次のように書いています。

「MBTIには色分けはありませんが、ファンコミュニティやSNSなどでは、色分けされたMBTIタイプ表がよく使われており」

つまり、検索で「MBTI の色」と言われているものは、MBTI® の側にあるものではなく、ネットで広がった見せ方です。色で呼ぶ習慣があるのは確かですが、正式な MBTI® のタイプに紫や黄色が割り当てられているわけではありません。

4色の群はどこのもの?

16Personalities のサイトでは、16のタイプが4つの群に分けられ、群ごとに呼び名が付いています。日本語で出回っている「4色の16タイプ表」は、この4つの群の分け方と同じ組み分けになっています。群の呼び名は同社のものなので、このページでは書きません。

群の分け方の説明は、同社の理論のページ(英語)にあります。

色については、慎重に書きます。同社のページのロゴ画像の説明文(代替テキスト)には、ロゴが紫・青・黄・緑の4色の点でできていて、円の内側の大きな4つの点が「the broader personality Roles」を表す、と書かれています。ただ、「どの色がどの群か」を同社が文章で説明している箇所は、当サイトでは確認できませんでした。

そのため、「4色は 16Personalities が作った」と言い切れる一次情報は、いまのところ見つかっていません。確かなのは次の2点です。

  • MBTI® に色分けはない(協会の説明の範囲・報道)
  • よく見かける4色の表は、16Personalities のサイトで使われている並びと同じ

群の分け方そのものの前史

色とは別に、「16タイプを4つの群に分ける」考え方そのものには、先に似た整理があります。心理学者のデイヴィッド・キアシー(David Keirsey)が、1978年の『Please Understand Me』で示した4つの気質です。Wikipedia の説明では、Artisan・Guardian・Idealist・Rational の4つで、MBTI の文字でいうと SP・SJ・NF・NT の組に対応します。

対応する、というのがここで言えるすべてです。「4群の起源はキアシー」と書かれた一次の資料は、当サイトでは確認できていません。出典は Wikipedia(二次情報)で、原書は読めていません。

診断ナビの16スタイルの4群は、「想×論」「想×情」「実×画」「実×柔」の4つの区切りです。この区切りは、いま挙げた気質の組と同じ形に対応しています。想のほうは判断のしかた(論・情)で、実のほうは進め方(画・柔)で分ける、という切り方です。

4色の特徴を、軸で比べる

ネットでよく見かける4色の表(紫・緑・青・黄)は、16タイプを2つの軸の組み合わせで4つに分けた形です。この2つの軸が群の4つのスタイルに共通で、残りの2つの軸は群の中で分かれます。下の表は、診断ナビの軸の定義から機械的に引いたものです。診断ナビの16スタイルの質問は、左右2つの文から、自分に近いほうを5段階で選ぶ形です。色ごとの節では、その質問のうちどれにどちらを選んだ側に寄るかを書きます。

表の4文字(INFP など)は、性格の型を説明するときに広く使われている書き方です。このサイトの16スタイルとの対応は考え方の目安で、質問も計算も違うため、MBTI® や他のサービスで出た結果と同じになるとは限りません。相性の文章はこのサイトが独自に書いた読み物です。

色4つに共通する2軸4つのスタイル(4文字)群の中で分かれる2軸
紫の群着想型(N)・論理型(T)ENTJ・ENTP・INTJ・INTP関心の方向・進め方
緑の群着想型(N)・共感型(F)ENFJ・ENFP・INFJ・INFP関心の方向・進め方
青の群実感型(S)・計画型(J)ESFJ・ESTJ・ISFJ・ISTJ関心の方向・判断のしかた
黄の群実感型(S)・柔軟型(P)ESFP・ESTP・ISFP・ISTP関心の方向・判断のしかた

「紫の群だから理屈っぽい」のように、色で人を決めつける使い方はしないでください。群は、16個を見分けやすくするために4つにまとめたものにすぎません。言えるのは、軸の定義と、診断ナビの質問への答え方の傾向までです。「紫の人はこういう性格」という決めつけ、色ごとの人数の割合、仕事や恋愛での向き不向きは書きません。それらを裏づける一次情報を、当サイトでは確かめられていないためです。

紫の特徴: 着想型×論理型の4つ(ENTJ・ENTP・INTJ・INTP)

表で紫になっているのはENTJ・ENTP・INTJ・INTPの4つで、共通点は情報の捉え方が着想型、判断のしかたが論理型であることです。下の「」の文は、診断ナビの16スタイルの設問をそのまま引いたものです。

新しい企画の説明を聞いて、手順より先に「それで何が変わるのか」が気になる。情報の捉え方の設問でいえば、「まず理想や可能性から考え始める」に近いと答える側です。紫の4つは、この側(着想型)に寄ります。

会議で結論が出たあと、帰り道で前提が合っていたかを考えているとき、頭の中が「問題を見るとまず原因や仕組みを考える」に近いなら、判断のしかたの設問では紫の4つと同じ側の答えです。

同じ紫でも、ENTJとINTPは関心の方向と進め方がどちらも逆なので、答えが分かれます。関心の方向では、ENTJは「思いついたことは、すぐ口に出して確かめたい」、INTPは「思いついたことは、まず自分の中で考えてから話す」。進め方では、ENTJは「締め切りより前倒しで終わらせたい方だ」、INTPは「締め切り間際に集中して仕上げる方だ」に近いと答える側です。

  • ENTJ(このサイトのコードは外想論画・コウテイペンギン): 外へ向く・着想型・論理型・計画型
  • ENTP(このサイトのコードは外想論柔・キツネ): 外へ向く・着想型・論理型・柔軟型
  • INTJ(このサイトのコードは内想論画・フクロウ): 内へ向く・着想型・論理型・計画型
  • INTP(このサイトのコードは内想論柔・ネコ): 内へ向く・着想型・論理型・柔軟型

緑の特徴: 着想型×共感型の4つ(ENFJ・ENFP・INFJ・INFP)

表で緑になっているのはENFJ・ENFP・INFJ・INFPの4つで、共通点は情報の捉え方が着想型、判断のしかたが共感型であることです。下の「」の文は、診断ナビの16スタイルの設問をそのまま引いたものです。

ニュースを読んでも、出来事そのものより「これは何を意味するのか」が残る。情報の捉え方の設問では、「情報の裏にある意味やつながりを探したくなる」の文がそれにあたります。緑の4つは、この側(着想型)に寄ります。

誰かに言われた一言を、夜になってから思い出して、あの人はどう感じていたかと考えているとき、頭の中が「問題を見るとまず関係者の気持ちを考える」に近いなら、判断のしかたの設問では緑の4つと同じ側の答えです。

同じ緑でも、ENFJとINFPは関心の方向と進め方がどちらも逆なので、答えが分かれます。関心の方向では、ENFJは「新しい環境では、自分から輪に入っていく」、INFPは「新しい環境では、慣れるまで少し距離を置く」。進め方では、ENFJは「先の予定が決まっていると落ち着く」、INFPは「先の予定は決めすぎない方が落ち着く」に近いと答える側です。

  • ENFJ(このサイトのコードは外想情画・フラミンゴ): 外へ向く・着想型・共感型・計画型
  • ENFP(このサイトのコードは外想情柔・クジャク): 外へ向く・着想型・共感型・柔軟型
  • INFJ(このサイトのコードは内想情画・キリン): 内へ向く・着想型・共感型・計画型
  • INFP(このサイトのコードは内想情柔・ウサギ): 内へ向く・着想型・共感型・柔軟型

青の特徴: 実感型×計画型の4つ(ESFJ・ESTJ・ISFJ・ISTJ)

表で青になっているのはESFJ・ESTJ・ISFJ・ISTJの4つで、共通点は情報の捉え方が実感型、進め方が計画型であることです。下の「」の文は、診断ナビの16スタイルの設問をそのまま引いたものです。

抽象的な説明を聞くと、「たとえば?」と聞き返したくなる。情報の捉え方の設問のひとつ「説明は具体例があるとすっと理解できる」は、その感覚をそのまま文にしたものです。青の4つは、この側(実感型)に寄ります。

出かける前の晩に、持ち物をそろえておくとき、頭の中が「物事は早めに片付けておきたい」に近いなら、進め方の設問では青の4つと同じ側の答えです。

同じ青でも、ESFJとISTJは関心の方向と判断のしかたがどちらも逆なので、答えが分かれます。関心の方向では、ESFJは「一日の終わりは、誰かと話して気持ちが切り替わる」、ISTJは「一日の終わりは、一人になって気持ちが落ち着く」。判断のしかたでは、ESFJは「指摘するときは相手の気持ちに配慮して伝える」、ISTJは「指摘するときは率直に事実を伝える」に近いと答える側です。

  • ESFJ(このサイトのコードは外実情画・柴犬): 外へ向く・実感型・共感型・計画型
  • ESTJ(このサイトのコードは外実論画・リス): 外へ向く・実感型・論理型・計画型
  • ISFJ(このサイトのコードは内実情画・ハリネズミ): 内へ向く・実感型・共感型・計画型
  • ISTJ(このサイトのコードは内実論画・カメ): 内へ向く・実感型・論理型・計画型

黄の特徴: 実感型×柔軟型の4つ(ESFP・ESTP・ISFP・ISTP)

表で黄になっているのはESFP・ESTP・ISFP・ISTPの4つで、共通点は情報の捉え方が実感型、進め方が柔軟型であることです。下の「」の文は、診断ナビの16スタイルの設問をそのまま引いたものです。

見積もりの話になると、印象より先に数字を見たくなる。情報の捉え方の設問「目の前の事実や数字を重視して考える」に近いと答える側です。黄の4つは、この側(実感型)に寄ります。

連休の予定を空けておいて、当日の天気と気分で出かける先を決めるとき、頭の中が「旅行はその場の思いつきを楽しみたい方だ」に近いなら、進め方の設問では黄の4つと同じ側の答えです。

同じ黄でも、ESFPとISTPは関心の方向と判断のしかたがどちらも逆なので、答えが分かれます。関心の方向では、ESFPは「気になることがあれば、すぐ人に相談する」、ISTPは「気になることがあれば、まず一人で整理する」。判断のしかたでは、ESFPは「意見が違うときは気持ちのすれ違いを気にしたい」、ISTPは「意見が違っても事実に基づいて話したい」に近いと答える側です。

  • ESFP(このサイトのコードは外実情柔・カワウソ): 外へ向く・実感型・共感型・柔軟型
  • ESTP(このサイトのコードは外実論柔・カメレオン): 外へ向く・実感型・論理型・柔軟型
  • ISFP(このサイトのコードは内実情柔・カピバラ): 内へ向く・実感型・共感型・柔軟型
  • ISTP(このサイトのコードは内実論柔・ラッコ): 内へ向く・実感型・論理型・柔軟型

診断ナビの16スタイルの4群

診断ナビの16スタイルを、群ごとに並べました。色の値と動物の絵は、当サイトで決めたものです。他のサービスの色コードや図柄は使っていません。コードの漢字は、外/内・実/想・論/情・画/柔の順に並んでいます。

紫の群(想×論)

  • フクロウの顔内想論画フクロウ
    静かな設計者
  • ネコの顔内想論柔ネコ
    問いを追う人
  • コウテイペンギンの顔外想論画コウテイペンギン
    進路をひらく人
  • キツネの顔外想論柔キツネ
    寄り道の発明家

緑の群(想×情)

  • キリンの顔内想情画キリン
    遠くを見る人
  • ウサギの顔内想情柔ウサギ
    言葉をためる人
  • フラミンゴの顔外想情画フラミンゴ
    みんなを束ねる人
  • クジャクの顔外想情柔クジャク
    魅せて広げる人

青の群(実×画)

  • カメの顔内実論画カメ
    積み上げる人
  • ハリネズミの顔内実情画ハリネズミ
    まわりを守る人
  • リスの顔外実論画リス
    段取りの設計者
  • 柴犬の顔外実情画柴犬
    場をつなぐ人

黄の群(実×柔)

  • ラッコの顔内実論柔ラッコ
    手を動かす人
  • カピバラの顔内実情柔カピバラ
    感じたままの人
  • カメレオンの顔外実論柔カメレオン
    その場で合わせる人
  • カワウソの顔外実情柔カワウソ
    思いつきの伝道師

群どうしの組み合わせは、4つの軸のどこが同じで、どこが違うかで読めます。たとえば紫と緑の群は、どちらも「想」の側で、情報の捉え方が同じです。違うのは判断のしかたで、論理を先に置くか、気持ちを先に置くかです。青と黄の群は、どちらも「実」の側で、違うのは進め方です。計画を立ててから動くか、その場で合わせるかが分かれます。

紫か緑の群と、青か黄の群の組み合わせは、情報の捉え方が違います。同じ出来事を見ても、目に入る部分が違うので、話が噛み合わないと感じる場面が出てきます。ただし、これは軸の違いを説明しているだけで、うまくいくかどうかを決めるものではありません。二人の組み合わせを実際に見るには、相性表のほうを使ってください。

よくある質問

MBTIの紫・緑・青・黄の特徴は?

紫は着想型×論理型、緑は着想型×共感型、青は実感型×計画型、黄は実感型×柔軟型の4つずつです。MBTI® に色分けはなく、色は後から付いた呼び名です。色ごとの節では、診断ナビの16スタイルの質問のうち、どの質問にどちらの文を選んだ側に寄るかを書きました。同じ色の中でも、残りの2軸の質問では答えが分かれます。

MBTIの黄色は、どのタイプ?

MBTI® に色分けはないので、MBTI® のタイプに黄色はありません。ネットの4色の表で黄色になっているタイプは、16Personalities のサイトで使われている並びです。診断ナビの黄の群は、実×柔の4つ(その場で動く側)にあたります。

色が同じ人どうしは、相性がいい?

色で相性は決まりません。診断ナビの相性表は、色ではなく、4つの軸が二人のあいだで同じか違うかで組み立てています。点数や順位は付けていません。

診断ナビの色は、他のサービスと同じ?

紫・緑・青・黄という4つに分ける形は、見かける表と近いです。色の値、動物の絵、群の呼び方は当サイトで作りました。16Personalities の群の呼び名や色コードは使っていません。

自分は何色か、どうやって分かる?

診断ナビの16スタイル(無料)を受けると、結果に動物と漢字4文字が出て、その周りの色で群が分かります。MBTI® や他のサービスの結果と同じになるとは限りません。

出典

2026年10月6日に確認しました。ページが更新されると文が変わることがあります。