占い・あそび
タロットの「星」(17)
「希望」「再生」を挙げる解説があるカード。この札のページです。
絵
このカードの絵
「希望」「再生」を挙げる解説があるカード。
たとえば、停電した夜にベランダへ出て、ふだん見えない星の数に気づく場面に、当サイトの絵の星空の下で水を注ぐ柴犬を重ねられます。
当サイトの絵では、池のほとりで二つの水差しから水を注ぐ動きを、受け取ったものを静かに分ける動きとして描きました。
当サイトの絵は、星空の下の池のほとりで、二つの水差しから水を注ぐ柴犬を描きました。
当サイトはカードに良し悪しをつけません。先のことも、他の人の気持ちも占いません。
正位置と逆位置、1911年の原典の言葉、名前と番号の違い、問いかけを、この順に載せています。
正位置
正位置はどう読まれるとされるか
この流派では、正位置の星は「希望」「再生」の札とされます。
正位置は「癒し」「直感」「洞察力」を挙げる解説もあります。
たとえば、忙しい週が終わった夜に、何も決めずに空を見上げて肩の力が抜ける場面です。
確かめた解説 5 件のうち、正位置の言葉として最も多く挙がったのは「希望」(4 件)です。続いて、「再生」(2 件)が挙がりました。
下の表は、当サイトが読んだ解説(検索の上位のカードのページ)が、この札に当てている言葉を数えたものです。似た意味の言葉は、当サイトが1つの呼び名にまとめました。
| 言葉 | 挙げた解説 |
|---|---|
| 希望 | 4 件 / 5 件 |
| 再生 | 2 件 / 5 件 |
| 洞察力 | 1 件 / 5 件 |
逆位置
逆位置はどう読まれるとされるか
逆位置は「現実逃避」「高望み」「空虚な希望」を挙げる解説があります。
原典の逆位置の語は「傲慢」「尊大さ」などです。
たとえば、良い知らせを待つうちに、目の前の小さな用事が手つかずになる場面です。
逆位置では、確かめた解説 5 件のうち「高望み」を挙げたものが最も多く、3 件でした。
| 言葉 | 挙げた解説 |
|---|---|
| 高望み | 3 件 / 5 件 |
| 現実逃避 | 1 件 / 5 件 |
| 機会を逃すこと | 1 件 / 5 件 |
文章は写していません。言葉だけを数え、1つの解説につき、正位置・逆位置とも最大3語まで記録しました。
確かめた解説(5 件・外部サイト):
- unkoi.com(2026-10-09 に確認)
- sup.andyou.jp(2026-10-09 に確認)
- tarot.lunafactory.co.jp(2026-10-09 に確認)
- darkforesttarotcards.com(2026-10-09 に確認)
- uranai.duck-works.com(2026-10-09 に確認)
当サイトの1枚引きは、逆位置を使わずに正位置の意味だけを見る設定にも切り替えられます。
原典
1911年の原典ではどう書かれているか
ここで引く語は、ウェイトの1911年の本の Part III「大アルカナとその占いの意味」の節にあるものです。訳は当サイトのもので、既存の日本語訳は使っていません。
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ウェイトは、正位置の語として「失うこと・盗み・欠乏・見捨てられること」と書いています。
ウェイトは、別の読み方として「望み・明るい見通し」も挙げています。
| 原典の英語 | 当サイトの訳 |
|---|---|
| Loss | 失うこと |
| theft | 盗み |
| privation | 欠乏 |
| abandonment | 見捨てられること |
| hope(別の読み方) | 望み |
| bright prospects(別の読み方) | 明るい見通し |
原典は、逆位置の語に「傲慢・尊大さ」を並べて書きました。
| 原典の英語 | 当サイトの訳 |
|---|---|
| Arrogance | 傲慢 |
| haughtiness | 尊大さ |
ウェイトは正位置の最初に「失うこと」「盗み」「欠乏」「見捨てられること」を並べ、「望み」「明るい見通し」は別の見方の語として添えています。読み比べると、「希望」は原典で別の見方の語として添えられた「望み」に近く、原典の順序とは逆になります。
原典の語のうち、病気・寿命・事故・離婚や生死にかかわる語は、当サイトの決まりで訳していません。
名前と番号
名前と番号の違い
| 見かた | 番号 | 名前 |
|---|---|---|
| 1911年の原典 | 17 | The Star |
| マルセイユ系 | 17 | L'ETOILE |
| 日本語 | ― | 星・スター |
日本語では「星」のほか、「スター」とも呼ばれます。
22枚の名前と番号の違いは、大アルカナの一覧の表にまとめています。
問いかけ
このカードを引いたときの問いかけ
先のことを聞く問いではなく、いまの自分と、これまでの自分に向けた3つの問いです。答えは書かなくて構いません。
- 疲れたとき、静かに心を戻せる場所はどこですか。
- いま、小さくても灯りだと感じるものは何ですか。
- 素直に分け与えたいと思うものはありますか。
質問
よくある質問
タロットで星は何を意味しますか?
正位置は「希望」「癒し」「再生」を挙げる解説があります。当サイトでは、静かに続く光の札として読みます。
星の逆位置の意味は?
逆位置は「現実逃避」「落ち込み」「停滞」を挙げる解説があります。ウェイトの逆位置の語には「傲慢」もあります。
星は希望の札と言われるのはなぜですか?
ウェイトは正位置の最初に「失うこと」を置き、「望み」は別の見方の語として添えています。確かめた解説 5 件のうち 4 件は「希望」を挙げています。並べると、原典の順序とは逆です。
星と月は何が違いますか?
並べると、当サイトの絵の星は池のほとりで水を注ぐ静かな絵、月は柴犬と狼が遠吠えする絵で、画面の動きが「注ぐ」と「吠える」に分かれます。
ほかのカード
ほかのカード・1枚引きに戻る
並べると、当サイトの絵の星は池のほとりで二つの水差しから水を注ぎ、月は二つの塔の間の道で満月に向かって遠吠えする絵で、同じ夜でも注ぐ動きと声を上げる動きに分かれます。
読み比べると、星は夜に灯る光、太陽は昼の光で、当サイトの絵では水を注ぐ柴犬と、赤い布をなびかせて踊る柴犬という違いもあります。
ウェイトは星の「望み」を、正位置の別の見方の語として添えています。
同じ場面で語られることが多い札:
読み物の根拠と限界
根拠について
占い・あそびタロットは、15世紀のイタリアのカード遊びの札が、18世紀の終わりごろのフランスで占いに使う本が出たことをきっかけに、占いにも使われるようになったとされます。カードで先のことが分かるかを確かめた研究は、当サイトが2026年10月に探した範囲では見つかっていません。占い・あそびとして楽しむ読み物で、説明書の採点には使いません。だれにでも当てはまる書き方の文を、自分のことだと感じやすいことは、Forer(1949)の教室での実験で示されています。予言ではなく、カードの位置と象徴を振り返りの問いかけに使う枠組みを提案した論文(Crawford, 2026・看護の仕事の振り返りが対象で、効果を確かめた研究ではありません)もあります。
- Forer (1949) "The fallacy of personal validation: a classroom demonstration of gullibility." J Abnorm Soc Psychol 44(1):118-123. ( https://doi.org/10.1037/h0059240 )
- Crawford CL (2026) "A Holistic, Tarot-Inspired Framework for Understanding and Mitigating Burnout in Nurses Through Self-Reflection." Holist Nurs Pract. ( https://doi.org/10.1097/hnp.0000000000000801 )
- Waite AE (1911) The Pictorial Key to the Tarot. London, W. Rider(扉の書誌を確認。語は Part III §3 から当サイトの訳で引用)。
- カードごとの言葉: 当サイトが読んだ解説(1枚あたり4件以上)。出典は各ページの「解説で多い言葉」の欄に URL つきで載せています。文章は写さず、言葉だけを数えました。
- ・占い・あそびの区画です。説明書の採点・完成度には使いません。
- ・引いたカードは、この端末の中だけで決めます。送信・保存はしません。
- ・カードに良し悪しはつけません。先のことも、他の人の気持ちも占いません。
- ・意味は、各ページに「この流派では」「ウェイトは〜と書いています」の形で載せています。
- ・原典の語のうち、病気・寿命・事故・離婚や生死にかかわる語は訳していません。