占い・あそび

大アルカナ22枚の一覧と、名前・番号の違い

22枚の名前と番号を、1911年の原典とマルセイユ系で並べて比べます。

観葉植物とカップのある机で、伏せた3枚のカードの1枚に手を伸ばすキリン

一覧

22枚の一覧

番号は1911年の原典のものです。カードの名前から、それぞれの意味のページへ進めます。

  • 崖のふちを、小さな荷物を担いで白い小型犬と並んで歩く柴犬の絵
    0 愚者

    「自由」「はじまり」を挙げる解説があるカード。

  • 机に杯と剣と円盤を並べ、杖を持つ手を高く掲げて立つ柴犬の絵
    1 魔術師

    「才能」「創造力」を挙げる解説があるカード。

  • 二本の柱の間に座り、巻物を両手で抱え、足元に三日月を置いた柴犬の絵
    2 女教皇

    「直感」「知性」を挙げる解説があるカード。

  • 麦畑の中のクッションに腰かけ、花の冠と豊かな実りに囲まれた柴犬の絵
    3 女帝

    「豊かさ」「愛情」を挙げる解説があるカード。

  • 石の玉座に腰かけ、杖を携えて遠くを見渡す柴犬の絵
    4 皇帝

    「安定」「権威」「統率力」を挙げる解説があるカード。

  • 二本の柱の間で三つの輪の付いた杖を持って座り、片手を上げる柴犬と、足元で交わる二本の金の鍵の絵
    5 教皇

    「導き」「秩序」を挙げる解説があるカード。

  • 毛色の違う二匹の柴犬が向かい合い、その上を翼のある小さな白い犬の姿が見守る絵
    6 恋人

    「愛情」「調和」「絆」を挙げる解説があるカード。

  • 白と黒の二頭の馬に引かれた車に乗り、星の天蓋の下で杖を手にする柴犬の絵
    7 戦車

    「勝利」「行動力」を挙げる解説があるカード。

  • 花の冠をかぶり、穏やかなライオンの顔にそっと手を添える柴犬の絵
    8 力

    「忍耐」「勇気」を挙げる解説があるカード。

  • 雪の積もった山の上で、ランタンを掲げ、杖をついて静かに立つ柴犬の絵
    9 隠者

    「内省」「探求」を挙げる解説があるカード。

  • 雲の上に座り、台に据えた金色の大きな輪に片手を添える道化の衣装の柴犬の絵
    10 運命の輪

    「機会」「好転」を挙げる解説があるカード。

  • 天秤と剣を手に、二本の柱の間の椅子へまっすぐ座る柴犬の絵
    11 正義

    「公正」「調和」を挙げる解説があるカード。

  • 生きた木の枝から片方の足首で逆さに下がり、落ち着いた表情を見せる柴犬の絵
    12 吊るされた男

    「忍耐」「試練」を挙げる解説があるカード。

  • 黒い外套とよろいをまとい、白い花の旗を掲げて白い馬に乗り、朝日の昇る地平へ向かう柴犬の絵
    13 死神

    「区切り」「決断」を挙げる解説があるカード。

  • 片足を水辺に、もう片足を草地に置き、二つの杯の間で水を移す柴犬の絵
    14 節制

    「調和」「自制心」を挙げる解説があるカード。

  • 角とこうもりのような翼の衣装を着け、台座に垂れた鎖のそばで穏やかな顔をした柴犬の絵
    15 悪魔

    「執着」「欲望」を挙げる解説があるカード。

  • 遠くの丘から、稲妻に照らされててっぺんの冠が外れかけた塔を静かに見上げる柴犬の絵
    16 塔

    「衝撃」「急展開」を挙げる解説があるカード。

  • 星空の下の池のほとりで、二つの水差しから水を注ぐ柴犬の絵
    17 星

    「希望」「再生」を挙げる解説があるカード。

  • 二つの塔の間の道で、満月に向かって遠吠えする柴犬と狼、足元の水辺から這い出るザリガニの絵
    18 月

    「不安」「神秘」を挙げる解説があるカード。

  • 大きな太陽の下、ひまわりに囲まれた石畳で、赤い布をなびかせて踊る柴犬の絵
    19 太陽

    「達成」「喜び」を挙げる解説があるカード。

  • 雲の上のラッパの音に応えて、両手を高く上げて立ち上がる三匹の柴犬の絵
    20 審判

    「再生」「目覚め」を挙げる解説があるカード。

  • 月桂樹の輪の中で、両手に短い杖を持って軽やかに舞う柴犬と、四すみの星の絵
    21 世界

    「達成」「完成」を挙げる解説があるカード。

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残りの56枚は、小アルカナ56枚の一覧にまとめています。

名前と番号

名前と番号の違いの表

大アルカナ22枚の名前と番号(1911年の原典とマルセイユ系)
1911年の原典の番号 英語の名前 マルセイユ系の番号 フランス語の名前 日本語の名前
0 The Fool 番号なし Le Mat 愚者(道化師・フール)
1 The Magician 1 Le Bateleur 魔術師(奇術師・マジシャン)
2 The High Priestess 2 La Papesse 女教皇(女司祭・ハイプリエステス)
3 The Empress 3 L'IMPERATRICE 女帝(エンプレス)
4 The Emperor 4 L'EMPEREUR 皇帝(エンペラー)
5 The Hierophant 5 Le Pape 教皇(法王・司祭・ハイエロファント)
6 The Lovers 6 L'AMOUREUX 恋人(恋人たち・ラバーズ)
7 The Chariot 7 Le Chariot 戦車(チャリオット)
8 Fortitude 11 La Force 力(剛毅・強さ・フォーティチュード)
9 The Hermit 9 L'HERMITE 隠者(ハーミット)
10 Wheel of Fortune 10 La Roue de Fortune 運命の輪(ホイール・オブ・フォーチュン)
11 Justice 8 La Justice 正義(ジャスティス)
12 The Hanged Man 12 Le Pendu 吊るされた男(吊られた男・吊るし人・ハングドマン)
13 Death 13 La Mort 死神(デス・13番)
14 Temperance 14 Temperance 節制(テンパランス)
15 The Devil 15 Le Diable 悪魔(デビル)
16 The Tower 16 La Maison Dieu 塔(神の家・タワー)
17 The Star 17 L'ETOILE 星(スター)
18 The Moon 18 La Lune 月(ムーン)
19 The Sun 19 Le Soleil 太陽(サン)
20 Judgement 20 Le Jugement 審判(最後の審判・ジャッジメント)
21 The World 21 Le Monde 世界(ワールド)

マルセイユ系の呼び名(フランス語)は、復刻や解説書で一般に使われているものです。18世紀の版の画像との照合は終えていないため、版によって綴りや有無が違うことがあります。番号は 1911 年の原典のものです。

力と正義の番号

1911年の原典は、力を8番、正義を11番にしています。マルセイユ系では、力が11番、正義が8番です。

原典のこの札の節に、「自分なりの理由があって、この札を、ふつう8番とされる正義と入れ替えた」という意味の一文があります(当サイトの訳)。

ウェイトは、力と正義を入れ替えた理由を、自分なりの理由があったとだけ書いています。

0番

0番の愚者をどこに置くか

原典は愚者を0番とし、第2部の札の説明では、20番の審判と21番の世界のあいだに置いています。

マルセイユ系では愚者を番号の無い札として、並びの最初に置く版も、最後に置く版もあります。

当サイトでは、0を数の始まりと見るか、枠の外と見るかで、置き場所の考え方が分かれると見ています。

当サイトでは、0番の愚者を、まだどの段階にも入っていない、旅に出る前の存在と見ています。

順番

22枚を順に、旅として読む読み方

22枚の順番に正解はありません。ここで挙げるのは、並びの読み方の一例です。

当サイトでは、22枚を、愚者が旅に出て世界に着くまでの、一続きの物語として読みます。

たとえば、1〜7番を外の世界と出会う段階、8〜14番を内側と向き合う段階、15〜21番を枠を外して広げる段階と、7枚ずつ三つに分けて眺めると、番号の並びの流れがつかみやすくなります。

当サイトでは、並びの順を、旅の段階の目安として眺めています。

読み物の根拠と限界

根拠について

占い・あそび

タロットは、15世紀のイタリアのカード遊びの札が、18世紀の終わりごろのフランスで占いに使う本が出たことをきっかけに、占いにも使われるようになったとされます。カードで先のことが分かるかを確かめた研究は、当サイトが2026年10月に探した範囲では見つかっていません。占い・あそびとして楽しむ読み物で、説明書の採点には使いません。だれにでも当てはまる書き方の文を、自分のことだと感じやすいことは、Forer(1949)の教室での実験で示されています。予言ではなく、カードの位置と象徴を振り返りの問いかけに使う枠組みを提案した論文(Crawford, 2026・看護の仕事の振り返りが対象で、効果を確かめた研究ではありません)もあります。

  • Forer (1949) "The fallacy of personal validation: a classroom demonstration of gullibility." J Abnorm Soc Psychol 44(1):118-123. ( https://doi.org/10.1037/h0059240 )
  • Crawford CL (2026) "A Holistic, Tarot-Inspired Framework for Understanding and Mitigating Burnout in Nurses Through Self-Reflection." Holist Nurs Pract. ( https://doi.org/10.1097/hnp.0000000000000801 )
  • Waite AE (1911) The Pictorial Key to the Tarot. London, W. Rider(扉の書誌を確認。語は Part III §3 から当サイトの訳で引用)。
  • カードごとの言葉: 当サイトが読んだ解説(1枚あたり4件以上)。出典は各ページの「解説で多い言葉」の欄に URL つきで載せています。文章は写さず、言葉だけを数えました。
  • ・占い・あそびの区画です。説明書の採点・完成度には使いません。
  • ・引いたカードは、この端末の中だけで決めます。送信・保存はしません。
  • ・カードに良し悪しはつけません。先のことも、他の人の気持ちも占いません。
  • ・意味は、各ページに「この流派では」「ウェイトは〜と書いています」の形で載せています。
  • ・原典の語のうち、病気・寿命・事故・離婚や生死にかかわる語は訳していません。

質問

よくある質問

「the hierophant」の読み方は?

ハイエロファントと読みます。古代ギリシャで儀式を司る人を指す言葉に由来するとされ、日本語では「教皇」「法王」と訳されます。

教皇と法王は何が違いますか?

同じ札の呼び名です。版や訳者によって使い分けが分かれ、どちらが正しいとは決まっていません。当サイトは「教皇」と書いています。

タロットのアルカナとは何ですか?

ラテン語の arcanum(秘密)に由来する呼び名で、大アルカナの22枚と小アルカナの56枚があります。このページの一覧は、大アルカナの22枚です。

大アルカナの0番は何を表していますか?

0番の愚者について、確かめた解説5件のうち、「自由」を挙げるのが3件、「はじまり」を挙げるのが2件です。当サイトでは愚者を並びの最初に置きますが、最初に置くか最後に置くかは版によって違います。

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