占い・あそび
タロットの「恋人」(6)
「愛情」「調和」「絆」を挙げる解説があるカード。この札のページです。
絵
このカードの絵
「愛情」「調和」「絆」を挙げる解説があるカード。
当サイトの絵では、毛色の違う二匹の柴犬が向かい合い、その上を翼のある小さな白い犬が見守る場面を描き、選ぶ場面を見守る視線に見立てています。
ウェイトは第I部で、18世紀の形では、父と母のあいだに子どもが置かれ、上で異教のキューピッドが矢を放とうとしていると書いています。
当サイトの絵では、向かい合う二匹の柴犬を、選ぶ前の間合いとして描いています。
当サイトの絵は、毛色の違う二匹の柴犬が向かい合い、その上を翼のある小さな白い犬の姿が見守る場面を描きました。
当サイトはカードに良し悪しをつけません。先のことも、他の人の気持ちも占いません。
正位置と逆位置、1911年の原典の言葉、名前と番号の違い、問いかけを、この順に載せています。
正位置
正位置はどう読まれるとされるか
正位置の恋人は、「愛情」「調和」「絆」を挙げる解説が 2 件ずつあります。「価値観」を挙げる解説は 1 件です。
当サイトでは、心が引かれるものを見つめ、自分で選ぶ札として読み、関係の行方よりも、自分が何を大切にして選ぶかに焦点を当てます。
たとえば、人との関係に限らず、進路や買い物など、二つの間で選ぶ場面です。
確かめた解説 5 件のうち、正位置の言葉として最も多く挙がったのは「絆」(2 件)です。続いて、「愛情」(2 件)、「調和」(2 件)が挙がりました。
下の表は、当サイトが読んだ解説(検索の上位のカードのページ)が、この札に当てている言葉を数えたものです。似た意味の言葉は、当サイトが1つの呼び名にまとめました。
| 言葉 | 挙げた解説 |
|---|---|
| 絆 | 2 件 / 5 件 |
| 愛情 | 2 件 / 5 件 |
| 調和 | 2 件 / 5 件 |
逆位置
逆位置はどう読まれるとされるか
逆位置では、確かめた解説 5 件のうち 4 件が「偏り」を、3 件が「迷い」を挙げています。
当サイトでは、選べずに迷う状態や、考えのずれが表に出た状態に重ねて読みます。
「誘惑」を挙げる解説が 2 件、「葛藤」を挙げる解説が 1 件あります。当サイトでは、何を大切にしたいかが定まらず、引かれる気持ちがばらばらになることに重ねて読みます。
当サイトは、恋愛の成否や相手の気持ちを読む使い方はしません。
逆位置では、確かめた解説 5 件のうち「偏り」を挙げたものが最も多く、4 件でした。ほかには、「迷い」(3 件)、「誘惑」(2 件)が重なりました。
| 言葉 | 挙げた解説 |
|---|---|
| 偏り | 4 件 / 5 件 |
| 迷い | 3 件 / 5 件 |
| 誘惑 | 2 件 / 5 件 |
文章は写していません。言葉だけを数え、1つの解説につき、正位置・逆位置とも最大3語まで記録しました。
確かめた解説(5 件・外部サイト):
- ja.wikipedia.org(2026-10-09 に確認)
- sup.andyou.jp(2026-10-09 に確認)
- honkaku-uranai.jp(2026-10-09 に確認)
- darkforesttarotcards.com(2026-10-09 に確認)
- tarot.lunafactory.co.jp(2026-10-09 に確認)
当サイトの1枚引きは、逆位置を使わずに正位置の意味だけを見る設定にも切り替えられます。
原典
1911年の原典ではどう書かれているか
ここで引く語は、ウェイトの1911年の本の Part III「大アルカナとその占いの意味」の節にあるものです。訳は当サイトのもので、既存の日本語訳は使っていません。
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ウェイトは、正位置の語として「引き合う力・愛・美しさ・乗り越えた試練」と書いています。
| 原典の英語 | 当サイトの訳 |
|---|---|
| Attraction | 引き合う力 |
| love | 愛 |
| beauty | 美しさ |
| trials overcome | 乗り越えた試練 |
原典は、逆位置の語に「うまくいかないこと・浅はかな企て」を並べて書きました。
原典は、別の見方として「あらゆる種類の食い違い」も添えています。
| 原典の英語 | 当サイトの訳 |
|---|---|
| Failure | うまくいかないこと |
| foolish designs | 浅はかな企て |
| contrarieties of all kinds(別の読み方) | あらゆる種類の食い違い |
原典の語のうち、病気・寿命・事故・離婚や生死にかかわる語は、当サイトの決まりで訳していません。
名前と番号
名前と番号の違い
| 見かた | 番号 | 名前 |
|---|---|---|
| 1911年の原典 | 6 | The Lovers |
| マルセイユ系 | 6 | L'AMOUREUX |
| 日本語 | ― | 恋人・恋人たち・ラバーズ |
マルセイユ系では「愛する人」にあたる名前で呼ばれます。
日本語では「恋人」のほか、「恋人たち」「ラバーズ」と呼ぶ解説もあります。
マルセイユ系の札の名前は「L'AMOUREUX」で、愛する人を意味する言葉です。
22枚の名前と番号の違いは、大アルカナの一覧の表にまとめています。
問いかけ
このカードを引いたときの問いかけ
先のことを聞く問いではなく、いまの自分と、これまでの自分に向けた3つの問いです。答えは書かなくて構いません。
- いま、二つの間で迷っていることは何ですか。
- 選ぶとき、自分が譲れない基準は何ですか。
- 最近、引かれる気持ちのまま選んで良かったと思えた場面はありますか。
質問
よくある質問
タロットの恋人の意味は?
この流派では、恋人は「愛情」「絆」「調和」を表すとされます。当サイトでは、恋愛そのものより、価値観に沿って選ぶ札として読みます。
恋人のカードは、人との関係だけの札ですか?
当サイトでは、人との関係に限らず、進路や買い物など、二つの間で選ぶ場面にも重ねて読みます。他人の気持ちや関係の成否を言い当てる使い方はしません。
恋人の逆位置の意味は?
確かめた解説 5 件のうち 4 件が「偏り」を、3 件が「迷い」を挙げています。当サイトでは、選べずに迷う状態を中心に、考えのずれが表に出た場面にも重ねて読みます。
恋人の絵にいる翼のある存在は何ですか?
ウェイトは第I部で、18世紀の形では上にキューピッドがいて矢を放とうとしていると書いています。当サイトの絵では、人物を描かない決まりのため、翼のある小さな白い犬の姿にして、選ぶ場面を見守る視線として描きました。
ほかのカード
ほかのカード・1枚引きに戻る
たとえば、二つの部屋の内見を終えて、どちらに住むか決める場面に、当サイトの絵の向かい合う二匹の柴犬を重ねられます。
並べると、恋人は二つのうちから選ぶ札、節制は二つの杯のあいだで加減を整える札で、「選ぶ」と「混ぜる」が分かれます。
ウェイトの正位置の語は、恋人が「引き合う力」「愛」「美しさ」「乗り越えた試練」の四つです。
同じ場面で語られることが多い札:
読み物の根拠と限界
根拠について
占い・あそびタロットは、15世紀のイタリアのカード遊びの札が、18世紀の終わりごろのフランスで占いに使う本が出たことをきっかけに、占いにも使われるようになったとされます。カードで先のことが分かるかを確かめた研究は、当サイトが2026年10月に探した範囲では見つかっていません。占い・あそびとして楽しむ読み物で、説明書の採点には使いません。だれにでも当てはまる書き方の文を、自分のことだと感じやすいことは、Forer(1949)の教室での実験で示されています。予言ではなく、カードの位置と象徴を振り返りの問いかけに使う枠組みを提案した論文(Crawford, 2026・看護の仕事の振り返りが対象で、効果を確かめた研究ではありません)もあります。
- Forer (1949) "The fallacy of personal validation: a classroom demonstration of gullibility." J Abnorm Soc Psychol 44(1):118-123. ( https://doi.org/10.1037/h0059240 )
- Crawford CL (2026) "A Holistic, Tarot-Inspired Framework for Understanding and Mitigating Burnout in Nurses Through Self-Reflection." Holist Nurs Pract. ( https://doi.org/10.1097/hnp.0000000000000801 )
- Waite AE (1911) The Pictorial Key to the Tarot. London, W. Rider(扉の書誌を確認。語は Part III §3 から当サイトの訳で引用)。
- カードごとの言葉: 当サイトが読んだ解説(1枚あたり4件以上)。出典は各ページの「解説で多い言葉」の欄に URL つきで載せています。文章は写さず、言葉だけを数えました。
- ・占い・あそびの区画です。説明書の採点・完成度には使いません。
- ・引いたカードは、この端末の中だけで決めます。送信・保存はしません。
- ・カードに良し悪しはつけません。先のことも、他の人の気持ちも占いません。
- ・意味は、各ページに「この流派では」「ウェイトは〜と書いています」の形で載せています。
- ・原典の語のうち、病気・寿命・事故・離婚や生死にかかわる語は訳していません。