負けず嫌いとは?
負けず嫌いとは、勝負や比較で負けることを悔しく思い、次は上回ろうと動く性質のことです。悔しさが向かう先は、人によって違います。
負けず嫌いは、価値観の「達成」の順位と重なるかもしれません
デジタル大辞泉(コトバンク・2026-10-07確認)は、負けず嫌いを「他人に負けることを嫌う勝気な性質であること。」と説明します。決め手は「他人に」です。当サイトで近いのは、価値観の診断の「達成」です。
短い版の達成の質問は「目標を達成して認められることが大事だ」です。10の価値の文を大事な順に並べ、達成が上位に入ると、「他の価値観と比べて、目標の達成や成果を優先しやすい傾向です。」と出ます。ただ、質問に相手は出てきません。相手がいるときだけ燃える人は、達成が上位に出ないこともあります。
IPIP(研究用の公開項目集)の「Competitive」尺度は、「Accept challenging tasks.」(難しい仕事を引き受ける)を含む6項目です。人に勝つかは聞いていません(ipip.ori.org/newHPIKeys.htm・2026-10-07確認)。「Love a good fight.」(ケンカが好き)は、協調性の低い側の項目です(ipip.ori.org/newNEOFacetsKey.htm)。
自分の結果で分けるなら、見る場所は2つです。「達成」が上位なら、悔しさは目標や成果に向かうと読めます。性格の5つの傾向の協調性が「低め」なら、悔しさが人とのやりとりに表れやすいかもしれません。負けず嫌いそのものは測らず、結果は回答からの推定です。
悔しさが向かう先は、場面によって動きます
負けず嫌いが力になる場面と、こじれる場面
悔しさが自分の基準に向かうと力になりやすく、目の前の相手に向かうとこじれやすくなります。
力になる場面
- 結果が数字で見える仕事 同僚の売上がホワイトボードに書き出された週は、自分の動き方を見直します。
- 苦手を放っておけない 模試で友人に点を抜かれた夜は、間違えた問題をその日のうちにやり直します。
- 記録が残るもの ランニングでも英単語アプリでも、前の記録を超えるまで続けます。
こじれる場面
- 負けた直後 弟に負けたボードゲームで「もう一回」を繰り返し、勝つまで席を立てません。相手は途中から嫌がり始めます。
- 勝負でない場面 友人が先に旅行の話をすると、自分も同じくらいの話をしないと落ち着かず、聞き役に回れません。
- 案が通らなかったとき 会議で自分の案が通らず、通った案の弱い点ばかり探します。