性格の傾向

人と比べるクセの傾向と付き合い方

人と比べるとは?

人と比べるとは、友人の近況や同期の昇進を見て、自分が今どのあたりにいるのかを、相手の物差しで測り直してしまう動きのことです。

人と比べるのは、気持ちが動きやすい傾向と関わっているかもしれません

ビッグファイブという性格の見方に、情緒安定性という軸があります。低めの側、つまり気持ちが動きやすい側にいる人は、周りの様子が目に入りやすい面があります。友人の結婚報告、同期の昇進、知らない人の整った暮らし。見るつもりはなかったのに、気づくとスマホで見ていて、自分の分を数え直している。そんな動きに心当たりがあるかもしれません。

比べること自体は、誰にでもあります。自分の位置を知る手がかりになり、目標を立てる材料にもなります。困りやすいのは、相手の一部だけを見て自分の全部と並べてしまうときです。見えているのは相手の一場面で、自分は裏側まで知っているので、いつも分が悪く見えます。

比べやすさそのものは、当サイトの診断では点数になりません。見られるのは気持ちの動きやすさを含む5つの傾向までで、結果は回答からの推定です。

見ている相手によって、自分の位置の感じ方が動きます

気持ちの動きやすさの軸と、見ている相手による自分の位置の感じ方の違い(例) 気持ちの動きやすさ(情緒安定性)。左端は「気持ちが動きやすい」、右端は「気持ちが安定しやすい」。同期の昇進を聞いた日、何も見ずに過ごした日、去年の自分と比べた日の位置を例として示す。 気持ちの動きやすさ(情緒安定性) 気持ちが動きやすい 気持ちが安定しやすい 同期の昇進を聞いた日 何も見ずに過ごした日 去年の自分と比べた日 誰を見るかで動く幅(例)
位置はどれも説明のための例で、あなたの結果ではありません。同じ人でも、誰を見るかで気持ちの位置が左右に動く、と考えるとイメージしやすくなります。

長所として出る場面と、困りやすい場面

人と比べる動きは、働き方しだいで材料にも重荷にもなります。両方を並べます。

長所として出る場面

  • 目標を決めるとき 身近な人の取り組みを見て、「これくらいならできそう」と具体的な目安をつくれます。
  • やり方を見直すとき 周りの工夫に目が向くので、自分のやり方の古さに気づいて、取り入れるのが早いです。
  • 相手を見る目 よく見ているぶん、人の頑張りや変化を細かくほめられます。

困りやすい場面

  • 寝る前にSNSを開いたとき 友人の旅行や仕事の報告を見て、画面を閉じたあとに自分の一日が急に小さく思えます。
  • 同期や同級生の話を聞いたとき 祝う気持ちと焦る気持ちが同時に出て、笑って返したあとで一人になると疲れます。
  • 自分が少し進んだとき 昨日より進んでいるのに、「あの人はもっと先にいる」と比べ先を探して、進んだ分を数えられません。

付き合い方:明日試せる行動カード3枚

周りが目に入りやすい人に合う行動カードを、実在のカードから3枚選びました。しっくりこないものは飛ばして構いません。

  1. 1

    友人 / SNSを見て気持ちが揺れる場面

    開く時間を1日2回、決まった時間だけに絞る。

    「今は見ない時間」とアプリの外に一言メモする。

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    外向性が高く気持ちも動きやすいため、比較に影響されやすい回答でした。友人関係の良し悪しを示すものではありません。

  2. 2

    学び / 学習が一度途切れてしまった場面

    続いた基準を、週の合計回数であらかじめ決めておく。

    「今週あと2回できればOK」と自分に言う。

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    気持ちが動きやすく、一度崩れると諦めやすい回答でした。学ぶ力の高低を示すものではありません。

  3. 3

    お金 / お金のことが漠然と不安な場面

    不安を抱える代わりに、今月の使用額を一つ確認する。

    「まず今月の実際の金額だけ見てみる」

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    気持ちが動きやすく誠実性が低めで、不安と実態が結びつきにくい回答でした。お金の使い方の良し悪しを示すものではありません。

校閲状況: 3枚のうち 3枚は編集部の下書きです

実在の校閲者による確認はまだ行っていません。確認が済んだものから順に更新します。

自分の傾向を、短い診断で確かめる

自分の気持ちがどのくらい動きやすいかは、短い版の診断で確かめられます。無料・登録不要で、結果まで出ます。出るのは比べる癖の有無ではなく、5つの傾向の位置です。

人と比べるについて、よくある質問

人と比べてしまう人の特徴は?
性格の型より、起きやすい場面で見るとつかみやすいです。寝る前にSNSを開く、同期の話で焦る、進んだ分より先にいる人を数える、など。忙しい週は誰でもこうなるので、一度の様子では決められません。
なぜ人は他人と比較してしまうのでしょうか?
自分の位置を知る手がかりとして、周りを見るのは誰にでもある動きです。そこに気持ちの動きやすさ、SNSなど目に入る情報の多さ、その日の余裕が重なって、強く出る日があります。
友達とばかり比較してしまう大人はどうしたらいいですか?
比べる先を一つに絞らず、「昨日の自分」や「先月の自分」にも置いてみるのが一案です。友達の近況を見る時間を決める、比べたあとに事実を一文で書き出す、といった小さなことから試せます。
人と比べるのをやめられないのはなぜですか?
比べると一時的に安心できたり、焦りが動機になったりして、習慣になりやすいからだと考えられます。やめようとするより、比べる場面を減らすほうが続きます。寝る前にSNSを開かない、などです。

決めつけないためのルール

人を決めつける道具ではありません

結果は回答からの推定で、性格や能力を確定するものではありません。「このタイプだから無理」と誰かを決めつける使い方はしないでください。

標準化された心理検査ではありません

診断ナビの診断は、公開されている心理尺度や理論を参考に当サイトが独自に設計した自己理解ツールです。回答内容に基づいて傾向を推定するもので、性格や能力を確定・証明するものではありません。学術的に標準化された心理検査とは異なります。

医療・臨床の検査ではありません

診断ナビの各診断は、医療行為・心理臨床上の検査・診断ではありません。心身の不調や疾患の有無を判定するものではなく、治療や受診の代わりにもなりません。