感情の起伏が激しいとは?
感情の起伏が激しいとは、うれしい、沈む、静かになるといった気分が、一日や一週のうちに大きく上下し、戻るまでに時間がかかることです。
感情の起伏が激しいのは、気持ちが動きやすい傾向と重なるかもしれません
ビッグファイブという性格の見方に、情緒安定性という軸があります。低めの側、つまり気持ちが動きやすい側にいる人は、気分が動く幅が広くなりがちです。朝は上機嫌なのに、昼の一言で急に静かになる。友人との帰り道は笑っていたのに、一人になった途端に沈む。幅が広いので、本人にも周りにも「激しい」と映ります。
大事なのは、怒りだけの話ではないところです。うれしさも、沈みも、緊張も、全部が大きく動きます。そのため「今日はどっち?」と聞かれて、自分でも分からない日があります。戻るまでの時間にも差があり、数時間で戻る人もいれば、翌日まで残る人もいます。
当サイトの診断は、起伏の大きさそのものを点数にするものではありません。見られるのは気持ちの動きやすさを含む5つの傾向までで、結果は回答からの推定です。医療や心理臨床の検査ではありません。
気分の位置は、一日のうちでも大きく動きます
長所として出る場面と、困りやすい場面
気分の幅が広いことは、勢いと深さの両方につながります。同じ傾向の裏表なので、両方を並べます。
長所として出る場面
- うれしいことがあった日 喜びが大きく出るので、周りまで明るくなり、お祝いの場の空気を引き上げられます。
- 人の話を聞くとき 自分も沈んだ経験が深いので、友人の落ち込みを軽く流さず、同じ高さで聞けます。
- 好きなことに向かうとき 気分が乗った日は勢いが出て、短い時間で一気に仕上げる力になります。
困りやすい場面
- 昼に気分が落ちた日 午前は元気だったのに、午後は返事が短くなり、周りに「何かあった?」と聞かれて困ります。
- 気分で決めてしまったとき うれしさの勢いで予定や買い物を決めて、翌日に冷静になって後悔します。
- 家族や恋人の前 気分の波を見せたあとに、「また機嫌が変わった」と言われて、説明できず黙ってしまいます。
気分屋と言われるのは、気分に行動が連れていかれるとき
気分屋は、気分の上下そのものより、気分で行動が変わるのを周りが見て言う呼び名です。機嫌のいい日は即レスなのに、沈んだ日は既読のまま夕方になる。外からは読めません。
情緒安定性が低めの人は気分の幅が大きいぶん、行動に出やすい側です。ただし診断が見るのは気持ちの動きやすさまでで、行動に出るかは測りません。沈んだ日の朝に「午前は静かです」と先に一言伝えておく方法もあります。身近な人が気分屋で困っているときは、ページ下の「相手のことも考えてみる」から見られます。