性格の傾向

疲れやすい人の傾向と付き合い方

疲れやすいとは?

疲れやすいとは、周りと同じ一日を過ごしても、人付き合いや気遣いのあとに自分だけ消耗が大きく、元に戻るまで時間がかかる感じのことです。

疲れやすいのは、気持ちが動きやすい傾向と重なることがあります

性格の5つの傾向(ビッグファイブ)のひとつ、情緒安定性が低め、つまり気持ちが動きやすい人は、出来事を細かく受け止めます。会議で相手の表情を追う、返信の言い回しを何度も直す、帰り道に今日の会話を思い返す。こうした小さな気配りが積み重なると、一日の終わりに体より先に気持ちのほうが先に切れます。外向性が低めの人は、人と会う場面そのものでも消耗しやすいと考えられます。

同じ予定をこなしていても、疲れ方は人によって違います。「みんな平気なのに、自分だけ弱い」とは限りません。受け止める量が多いぶん、使う力も多いだけ、という見方もできます。

このページが扱うのは、人と過ごしたあとの気持ちの消耗です。体そのものの疲れは、睡眠や生活の影響が大きく、当サイトの診断では測れません。診断が測るのは5つの傾向で、結果は回答からの推定です。

同じ人でも、消耗の大きさは場面で変わります

気持ちの動きやすさの軸と、予定の中身による消耗の位置の違い(例) 気持ちの動きやすさ(情緒安定性)。左端は「気持ちが動きやすい」、右端は「気持ちが安定しやすい」。大人数の飲み会のあと、一人で作業した日、好きな人と散歩した日の位置を例として示す。 気持ちの動きやすさ(情緒安定性) 気持ちが動きやすい 気持ちが安定しやすい 大人数の飲み会のあと 一人で作業した日 好きな人と散歩した日 一日の予定で動く幅(例)
位置はどれも説明のための例で、あなたの結果ではありません。動きやすい側に寄る人ほど、気を張る予定のあとに帯の左側へ寄りやすい、と考えるとイメージしやすくなります。

長所として出る場面と、困りやすい場面

疲れやすいことは、気配りの細かさと表裏です。よく働く場面と、負担になる場面を並べます。

長所として出る場面

  • 段取りを先に組むとき 消耗する予定を知っているので、前後に空きを入れる工夫が自然に身につきます。
  • 人の様子を見るとき 自分が疲れやすいぶん、隣の人の疲れた顔に先に気づき、「少し休む?」と声をかけられます。
  • 一人で深く作業するとき 人との接触が少ない時間に力が戻るので、集中して仕上げる強みになります。

困りやすい場面

  • 飲み会や集まりの翌日 楽しかったのに、翌日は何もする気が起きず、予定を入れた自分を責めてしまいます。
  • 誘いの返事をするとき 行けば楽しいと分かっていても、疲れが先に浮かんで「また今度」と返し、あとで断ったことが気にかかります。
  • 話を聞く役が続くとき 友だちの相談を長く聞いたあと、自分の分の力が残らず、夜に何もできなくなります。

付き合い方:明日試せる行動カード3枚

診断の結果に合わせて出す行動カードの中から、消耗しやすい人向けの3枚を選びました。合わなければ手放して大丈夫です。

  1. 1

    友人 / 友人の相談を延々と受け止めている場面

    話を聞く前に、今日は何分聞けるかを決めておく。

    「20分だけ聞くね。その後は一緒に考えよう」

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    気持ちが動きやすく、相手の負担を抱えやすい回答でした。友人関係の良し悪しを示すものではありません。

  2. 2

    仕事 / 仕事で疲れがたまっている場面

    疲れを感じた時点で、その日の予定を一つ減らす。

    「今日はここまでにします」と早めに区切る。

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    気持ちが動きやすく、疲れの影響を強く感じる回答でした。仕事の能力の高低を示すものではありません。

  3. 3

    友人 / SNSを見て気持ちが揺れる場面

    開く時間を1日2回、決まった時間だけに絞る。

    「今は見ない時間」とアプリの外に一言メモする。

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    外向性が高く気持ちも動きやすいため、比較に影響されやすい回答でした。友人関係の良し悪しを示すものではありません。

校閲状況: 3枚のうち 3枚は編集部の下書きです

実在の校閲者による確認はまだ行っていません。確認が済んだものから順に更新します。

自分の傾向を、短い診断で確かめる

気持ちの動きやすさと人付き合いの向きは、性格の5つの傾向の短い診断で見られます。無料・登録不要で、結果まで見られます。結果は疲れやすさの有無ではなく、5つの傾向のどこに寄っているかです。

疲れやすいについて、よくある質問

疲れやすい人の特徴は?
体力の差というより、出やすい場面で見るとわかりやすいです。人と会ったあとの消耗が大きい、気遣いを止められない、切り替えに時間がかかる、などです。ただし忙しい時期には誰にでも出るので、これだけで決められません。
精神的に疲れやすい人の特徴は?
細かいことに気がつく、相手の反応を何度も思い返す、予定の前から疲れを予想する、といった形で出ることがあります。気がつける長所の裏側でもあるので、減らすより「回復の時間を先に入れる」ほうが続けやすいです。
疲れやすい人の原因は何ですか?
ひとつには決まりません。もともとの気持ちの動きやすさ、人付き合いの量、睡眠や最近の忙しさが重なります。当サイトの診断で見られるのは気持ちの動きやすさなど性格の傾向だけで、体の状態は測れません。
疲れやすい人は何が不足しているのでしょうか?
このページでは、栄養などの不足は扱いません。性格の面では、足りないものを探すより、消耗する場面と回復する場面を分けて書き出し、予定の並べ方を変えるところから始められます。

決めつけないためのルール

人を決めつける道具ではありません

結果は回答からの推定で、性格や能力を確定するものではありません。「このタイプだから無理」と誰かを決めつける使い方はしないでください。

標準化された心理検査ではありません

診断ナビの診断は、公開されている心理尺度や理論を参考に当サイトが独自に設計した自己理解ツールです。回答内容に基づいて傾向を推定するもので、性格や能力を確定・証明するものではありません。学術的に標準化された心理検査とは異なります。

医療・臨床の検査ではありません

診断ナビの各診断は、医療行為・心理臨床上の検査・診断ではありません。心身の不調や疾患の有無を判定するものではなく、治療や受診の代わりにもなりません。