神経質とは?
神経質とは、身の回りの小さな乱れや違いに先に気づき、気づいたらそのままにしておけない性質のことです。几帳面とも近く、場面で長所にも負担にもなります。
細かいことが気になるのは、気持ちが動きやすい傾向が高いからかもしれません
性格を5つの方向から見る考え方(ビッグファイブ)に、情緒安定性という軸があります。気持ちが動きやすい側に寄っていると、周りの小さな変化にアンテナが立ちやすくなります。机の上の書類のずれ、隣の席のキーボードの音、洗面台に残った水滴。ほかの人が通り過ぎる所で、先に目が止まります。
もうひとつ関わりそうなのが、段取りや整い具合を大事にする誠実性です。診断では、この二つを別の軸として測っています。気持ちが動きやすく、整えたい気持ちも強いと、「直すまで落ち着かない」という形で出やすくなります。寝不足の週や忙しい時期に強く出る人も多くいます。
神経質かどうかは、診断で白黒がつくものではありません。見るのは5つの傾向のどこに寄っているかで、結果は回答からの推定です。細かさの感じ方が場面で変わることも、あわせて確かめてください。
気になりやすさは、周りの様子で幅が出ます
長所として出る場面と、困りやすい場面
細かいことに気づく力は、使いどころで強みにも疲れのもとにもなります。裏表なので、両方を並べます。
長所として出る場面
- 提出前の見直し 数字のずれや表記のゆれに、読み返す前から目が止まります。ミスの少ない資料を出せる人として頼られます。
- 出かける前の準備 持ち物や手順の抜けに前の日のうちに気づいて、当日あわてずに済みます。
- 小さな異常の発見 機械の音がいつもと違う、食器にくもりが残っている。大きな問題になる前に気づけます。
困りやすい場面
- 人のやり方が目につく 同僚の資料の揃っていない余白が気になって、つい手を入れたくなります。相手には細かい人と映ることがあります。
- 音やにおいが離れない 隣の席の電話の声や咀嚼音が耳に残り、仕事が進まなくなる日があります。
- 家族への言い方 脱ぎっぱなしの靴下を見て口調がきつくなり、あとから「言いすぎた」と引っかかります。