性格の傾向

優柔不断とは?決められない人の傾向と付き合い方

優柔不断とは?

優柔不断とは、物事をなかなか決められず、決めたあとも迷いが残る状態のことです。慎重さの裏返しで、場面によって出方が違います。

決められないのは、比べてから動く傾向が出ているからかもしれません

ランチのメニューを開いたまま、店員さんが二度目に来た。カートに入れた靴を三日見続けている。優柔不断な人は、選択肢を一つずつ比べてから動こうとするので、決めるまでに時間がかかりやすい人です。「決められない」のは、考えていないのではなく、考えすぎるほど比べているときが多いようです。

診断ナビの仕事の進め方の診断では、結論を急がず周りの様子を見てから話す傾向(主張)と、決める前に情報や条件を確かめたい傾向(慎重さ)を測っています。優柔不断と感じる人は、このあたりが慎重な側に出るかもしれません。ただし優柔不断そのものを測る尺度ではなく、対応は推定で、結果も回答からの推定です。

決断できない日があっても、いつもそうとは限りません。夕食は即決でも、転職の返事は決められない。同じ人でも、後戻りしにくい選択ほど時間がかかります。

決めるまでに比べる量は、選ぶものによって変わります

決めるまでに比べる量の軸と、選ぶものによる位置の違い(例) 決めるまでに比べる量。左端は「すぐ決めて動きやすい」、右端は「じっくり比べてから決めやすい」。いつものコンビニの昼ごはん、数万円のイヤホン選び、転職先への返事の位置を例として示す。 決めるまでに比べる量 すぐ決めて動きやすい じっくり比べてから決めやすい いつものコンビニの昼ごはん 数万円のイヤホン選び 転職先への返事 選ぶものによって動く幅(例)
位置はどれも説明のための例で、あなたの結果ではありません。後戻りしにくい選択ほど右へ寄りやすい、と考えるとイメージしやすくなります。

長所として出る場面と、困りやすい場面

決めるまでに時間がかかることは、場面によって長所にも負担にもなります。同じ傾向の裏表なので、両方を並べます。

長所として出る場面

  • 高い買い物のとき 口コミと値段を見比べてから買うので、「買ってみたら違った」が少なくなります。
  • 飲み会の幹事 全員の好みやアレルギーを聞いてから店を選びます。あとで文句が出にくい決め方です。
  • 契約書や見積もりを見るとき 「この条件で本当にいいか」を立ち止まって確かめるので、うっかり見落とすことが減ります。

困りやすい場面

  • 店でメニューを閉じられない 「どれでもいいよ」と言いつつ、結局最後に注文します。待たせているのが気になって焦ります。
  • 「どっちでもいい」と返したあと 相手に決めてもらったのに、あとで「やっぱりあっちが良かった」と思ってしまいます。
  • 決めたあとの見直し 決めた夜に、選ばなかった案をもう一度調べ直します。決めたはずなのに、気持ちが休まりません。

付き合い方:明日試せる行動カード3枚

診断の結果に合わせて出す行動カードの中から、選ぶ場面で手が止まりやすい人向けの3枚を選びました。合わなければ手放して大丈夫です。

  1. 1

    恋愛 / デートの予定を決める場面

    候補を2つに絞り、決定は相手にゆだねる。

    「土曜か日曜、どちらがいい」と選択肢を渡す。

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    誠実性が高く、計画をきっちり詰める回答でした。恋愛における良し悪しを示すものではありません。

  2. 2

    仕事 / 転職の面接や書類で自分を紹介する場面

    経験の中から、伝える軸を一つだけ選んで話す。

    「一貫して力を入れてきたのは○○です」と始める。

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    開放性が高く、幅広い関心を挙げる回答が多い結果でした。仕事の能力の高低を示すものではありません。

  3. 3

    学び / 何に興味があるか分からない場面

    好き嫌いでなく、やった後の元気さで3つ試す。

    「やった後、元気になったのはどれ?」と比べる。

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    気持ちが安定しやすく、強い興味を感じにくい回答でした。学ぶ力の高低を示すものではありません。

校閲状況: 3枚のうち 3枚は編集部の下書きです

実在の校閲者による確認はまだ行っていません。確認が済んだものから順に更新します。

慎重さや進め方のクセを、短い診断で確かめる

主張・慎重さ・進め方のクセは、仕事の進め方の短い診断で見られます。無料・登録不要で、結果まで見られます。結果は優柔不断かどうかではなく、進め方のどこに寄っているかです。

優柔不断について、よくある質問

決められない性格の原因は?
ひとつには決まりません。失敗したくない気持ち、選択肢の多さ、もともとの慎重さが重なります。「性格だから」と決めるより、どんなものを選ぶときに止まるかを見たほうが手をつけやすいです。
決められない時はどうすればいいですか?
上の行動カードのように、候補を2つに絞る、先に期限を決める、といった小さなことから始められます。全部を一度に変えず、1枚だけ試してみてください。
すぐに決断できないのはなぜですか?
後戻りしにくい選択ほど、慎重に比べたくなるためです。夕食は即決でも、転職や引っ越しは決断できない、というのはよくあることです。選ぶものの重さで変わります。
決断力が弱いのはなぜですか?
「決断力が弱い」と言い切れるかは分かりません。比べる量が多いと、決めるまでが長くなるだけのこともあります。診断ナビは決断力を点数にしていません。

決めつけないためのルール

人を決めつける道具ではありません

結果は回答からの推定で、性格や能力を確定するものではありません。「このタイプだから無理」と誰かを決めつける使い方はしないでください。

標準化された心理検査ではありません

診断ナビの診断は、公開されている心理尺度や理論を参考に当サイトが独自に設計した自己理解ツールです。回答内容に基づいて傾向を推定するもので、性格や能力を確定・証明するものではありません。学術的に標準化された心理検査とは異なります。

医療・臨床の検査ではありません

診断ナビの各診断は、医療行為・心理臨床上の検査・診断ではありません。心身の不調や疾患の有無を判定するものではなく、治療や受診の代わりにもなりません。