性格の傾向

八方美人とは?気を遣いすぎて人に合わせすぎる人の傾向

八方美人とは?

八方美人とは、誰に対しても感じよく接し、相手が変わっても態度をあまり変えない人のことです。悪い意味で使われますが、気配りの多さが裏にあることもあります。

気を遣いすぎるのは、協調性の傾向が高いからかもしれません

性格の5つの傾向(ビッグファイブ)のひとつに、協調性があります。ここが高めの人は、相手の気持ちに気づきやすく、力になろうとします。「どっちでもいいよ」と言う前に、相手がどちらを選びたいかを先に考えている。飲み会の店決めで、誰かが黙ると自分の希望を引っ込めている。八方美人と呼ばれる人には、こうした動きがよく見られます。

気を使いすぎてしまうのは、冷たい人になりたくないという気持ちの裏返しでもあります。ただ、人に合わせすぎる日が続くと、自分が何を食べたいのか、何を断りたいのかが自分でも見えにくくなることがあります。

八方美人かどうかは、他人が決める印象に近い言葉です。当サイトの診断が測るのは協調性を含む5つの傾向で、八方美人かどうかを判定するものではありません。結果は回答からの推定です。

合わせやすさは、相手や場によって位置が動きます

人への合わせやすさの軸と、相手や場による位置の違い(例) 相手に合わせる動き(協調性の高さと重なりやすい)。左端は「自分の希望を出しやすい」、右端は「相手に合わせやすい」。気心の知れた友人と、職場の同僚と、初対面の取引先との位置を例として示す。 相手に合わせる動き(協調性の高さと重なりやすい) 自分の希望を出しやすい 相手に合わせやすい 気心の知れた友人と 職場の同僚と 初対面の取引先と 相手や場で動く幅(例)
位置はどれも説明のための例で、あなたの結果ではありません。合わせやすい側に寄っている人は、帯が右に寄り、相手によっては右端近くまで動く、と考えるとイメージしやすくなります。

長所として出る場面と、困りやすい場面

誰にでも感じよくできることは、場面によって長所にも負担にもなります。同じ傾向の裏表なので、両方を並べます。

長所として出る場面

  • 初対面が多い席 相手の話に合わせて相づちを打てるので、はじめて会う人にも「話しやすい人」と思ってもらえます。
  • 意見が割れそうな会議 両方の言い分を聞いて、「ここまでならどちらも飲めそうです」と間に立てます。場がもめにくくなります。
  • 新しい職場や部活 周りの空気を早くつかめるので、なじむまでの時間が短くて済みます。

困りやすい場面

  • 頼まれごとが重なったとき 断る言葉を探しているうちに「いいですよ」と返してしまい、帰り道に自分の予定の少なさを数えています。
  • 店や行き先を決めるとき 「どこでもいい」と答えたあとで、本当は行きたい店があったと気づく。人に合わせすぎる日ほど、自分の希望を言いそびれます。
  • 人によって態度が違うと言われたとき 相手に合わせた結果なのに、「裏表がある」と受け取られる。誰にも嘘をついていないので、ひっかかりが残ります。

付き合い方:明日試せる行動カード3枚

診断の結果に合わせて出す行動カードの中から、相手に合わせやすい人向けの3枚を選びました。断る場面と、本音を飲み込む場面です。合わなければ手放して大丈夫です。

  1. 1

    友人 / 友人の誘いを断りたい場面

    断る時は、理由より次に会える時期を一つ添える。

    「今回は無理だけど、来月また誘って」

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    協調性が高く、断ることに抵抗を感じる回答でした。友人関係の良し悪しを示すものではありません。

  2. 2

    仕事 / 頼まれごとを断りたい場面

    引き受ける前に、今の仕事量を一度声に出して数える。

    「今は○件抱えていて、来週なら対応できます」

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    協調性と誠実性がともに高く、依頼を抱え込みやすい回答でした。仕事の能力の高低を示すものではありません。

  3. 3

    家族 / 親との会話で本音を飲み込みがちな場面

    反対する前に、自分の希望を先に一文で言う。

    「気持ちは分かる。でも私はこうしたい」

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    協調性が高く、親の意向に合わせやすい回答でした。家族としての良し悪しを示すものではありません。

校閲状況: 3枚のうち 3枚は編集部の下書きです

実在の校閲者による確認はまだ行っていません。確認が済んだものから順に更新します。

自分の傾向を、短い診断で確かめる

合わせやすさは、性格の5つの傾向の短い診断で見られます。無料・登録不要で、結果まで見られます。結果は八方美人かどうかではなく、5つの傾向のどこに寄っているかです。

八方美人について、よくある質問

気を使いすぎる人の特徴は?
特徴というより、出やすい場面で見るとわかりやすいです。「どっちでもいい」と先に言う、頼まれると断る前に引き受ける、帰ってから一人で疲れている、などです。ただし繁忙期には誰にでも出るので、これだけで決められません。
気を使いすぎる人の直し方は?
直すというより、小さく試すほうが続きます。上の行動カードのように、断るときに次に会える時期を一つ添える、反対する前に自分の希望を一文で先に言う、といったことです。一度に全部変えず、1枚だけ試してみてください。
「八方美人」は褒め言葉ですか?
もとは「どこから見ても欠点のない人」を指す言葉で、ほめ言葉でした。今は「誰にでもいい顔をする」という意味で使われることが多く、言われた場面や口調で受け取り方が変わります。
八方美人が嫌われる理由は何ですか?
相手によって言うことが違って見えると、「本心がわからない」と受け取られやすいためです。気配りが理由であっても、小さな本音を日ごろから出しておくと、誤解が減ります。

決めつけないためのルール

人を決めつける道具ではありません

結果は回答からの推定で、性格や能力を確定するものではありません。「このタイプだから無理」と誰かを決めつける使い方はしないでください。

標準化された心理検査ではありません

診断ナビの診断は、公開されている心理尺度や理論を参考に当サイトが独自に設計した自己理解ツールです。回答内容に基づいて傾向を推定するもので、性格や能力を確定・証明するものではありません。学術的に標準化された心理検査とは異なります。

医療・臨床の検査ではありません

診断ナビの各診断は、医療行為・心理臨床上の検査・診断ではありません。心身の不調や疾患の有無を判定するものではなく、治療や受診の代わりにもなりません。