空気が読めないとは?
空気が読めないとは、その場の暗黙の合図より、口にされた内容を先に受け取って動いてしまうことへの周りからの言い方です。悪意の有無とは別の話です。
空気が読めないと言われるのは、自分の考えを先に出す傾向からかもしれません
性格の5つの傾向(ビッグファイブ)のひとつに、協調性があります。診断ナビでは、これを「相手や場に合わせる度合い」の傾向のひとつとして測っています。ここが低めの人は、周りの様子をうかがう前に、思ったことや事実をそのまま口にすることがあります。会議で全員が黙っているときに、「それ、本当に間に合いますか」と聞いてしまうような場面です。
空気が読めないとは、周りが読み取っている合図を、本人が受け取っていないというズレを指す言葉です。わざと無視しているとは限りません。「また今度ね」が断りだと気づかず、翌週にもう一度誘ってしまう。そこで初めて、相手の困った顔に気づきます。
なお「空気を読みすぎる」人もいて、こちらは逆に、周りに合わせて自分の考えを飲み込みがちです。どちらが良い悪いではなく、合わせ方の向きが違います。診断ナビの結果は回答からの推定で、空気が読めない人かどうかを決めるものではありません。
場への合わせ方は、同じ人でも状況で動きます
長所として出る場面と、困りやすい場面
場の合図より中身を先に見る動きは、場面によって助けにも誤解のもとにもなります。両方を並べます。
長所として出る場面
- 誰も言い出せない疑問 全員が引っかかっているのに黙っている議題に、最初に「ここが分かりません」と聞けます。止まっていた話が動くことがあります。
- 事実を確かめたいとき 偉い人の意見でも、数字が合わなければ指摘できます。見直しの精度が上がります。
- 流れに乗らず判断する場面 周りが一斉に同じ方向へ向かっているときも、自分の目で確かめてから決められます。
困りやすい場面
- 遠回しな断りを受けたとき 「考えておきます」を前向きな返事と受け取り、数日後にまた連絡して、相手に気まずさが残ります。
- 冗談で盛り上がっている席 真面目に答えたら、場が静かになりました。何が悪かったのか、帰り道に考えても分からないままです。
- 愚痴を聞いているとき ただ聞いてほしい相手に、解決案を出してしまいます。親切のつもりが「分かってない」と返されます。