性格の傾向

自己肯定感とは?落ち込みやすい人の傾向と付き合い方

自己肯定感とは?

自己肯定感とは、失敗した日や人に認めてもらえなかった日にも、自分をまるごとは否定せずにいられる感覚のことです。人によって揺れ方が違います。

落ち込みやすいのは、気持ちが動きやすい傾向が高いからかもしれません

性格の5つの傾向(ビッグファイブ)のひとつに、情緒安定性があります。ここが低め、つまり気持ちが動きやすい人は、同じ出来事でも受け止めが大きくなりがちです。上司のひとこと、既読のつかないLINE、会議で言いそびれたこと。落ち込みやすい人は、こうした小さな出来事のあとに気持ちが下がり、戻るまでに時間がかかる人もいます。

診断ナビでは、自己肯定感に近いものを、この「気持ちの動きやすさ」の傾向として測っています。ただし同じものではありません。育ってきた環境、最近の出来事、疲れの度合いでも変わります。ですから「自己肯定感が低い=そういう性格」とは決められません。

当サイトの診断は、自己肯定感そのものを測るものではありません。測るのは気持ちの動きやすさを含む5つの傾向で、結果は回答からの推定です。

気持ちの位置は、同じ人でも日によって動きます

気持ちの動きやすさの軸と、日や場面による位置の違い(例) 気持ちの動きやすさ(情緒安定性)。左端は「気持ちが動きやすい」、右端は「気持ちが安定しやすい」。寝不足で迎えた月曜、ふだんの日、順調に進んだ週末の位置を例として示す。 気持ちの動きやすさ(情緒安定性) 気持ちが動きやすい 気持ちが安定しやすい 寝不足で迎えた月曜 ふだんの日 順調に進んだ週末 日や場面で動く幅(例)
位置はどれも説明のための例で、あなたの結果ではありません。動きやすい側に寄っている人は、帯が左に寄り、日によっては左端近くまで動く、と考えるとイメージしやすくなります。

長所として出る場面と、困りやすい場面

自己肯定感が揺れやすいことは、場面によって長所にも負担にもなります。同じ傾向の裏表なので、両方を並べます。

長所として出る場面

  • 資料を出す前の見直し 「どうせ指摘される」と思うぶん、誤字や数字を最後にもう一度見ます。提出物の精度が上がります。
  • 友だちが元気のない日 自分も落ち込んだ経験があるので、LINEの短さや声の調子の違いに先に気づけます。
  • もっとよくしたいとき 「まだ足りない」という感覚が、練習や見直しを続ける力になることがあります。

困りやすい場面

  • ほめられたとき 「たまたまです」と返して、あとで一人で反省会をしてしまう。ほめ言葉を受け取らないまま終わります。
  • 小さな指摘のあと 夜になっても「あの一言」を何度も思い返す。落ち込みやすい人に出やすい場面です。
  • 始める前 応募や発言の前に「私には無理」と先に結論を出して、手を挙げずに終わります。

打たれ弱いと感じるのは、指摘のあとに戻りにくいとき

打たれ弱いとは、指摘や失敗そのものより、そのあとの戻りにくさを指す言い方です。上司に資料を直され、席に戻ってもメールが打てない。同じ指摘でも、お茶を一杯飲めば切り替えられる日と、夜まで残る日があります。

診断で情緒安定性が低めに出た人は、この戻るまでの時間が長くなりやすい側です。中間や高めでも、寝不足の週は打たれ弱くなります。崩れたのが指摘の中身なのか、言い方なのか、疲れなのかを分けて見てください。

付き合い方:明日試せる行動カード3枚

診断の結果に合わせて出す行動カードの中から、気持ちが動きやすい人向けの3枚を選びました。合わなければ手放して大丈夫です。

  1. 1

    学び / 勉強や試験で失敗した直後の場面

    反省の前に、起きた事実だけを一文で書く。

    「今回は○○が足りなかった。それだけ」

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    誠実性が高く気持ちも動きやすいため、自己批判が長引きやすい回答でした。学ぶ力の高低を示すものではありません。

  2. 2

    恋愛 / 気持ちがすれ違ったと感じた場面

    不安が膨らむ前に、感じたことを一つだけ言葉にする。

    「最近少し寂しく感じてて」と短く切り出す。

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    気持ちが動きやすく、小さな変化にも敏感な回答でした。恋愛における良し悪しを示すものではありません。

  3. 3

    学び / 学習が一度途切れてしまった場面

    続いた基準を、週の合計回数であらかじめ決めておく。

    「今週あと2回できればOK」と自分に言う。

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    気持ちが動きやすく、一度崩れると諦めやすい回答でした。学ぶ力の高低を示すものではありません。

校閲状況: 3枚のうち 3枚は編集部の下書きです

実在の校閲者による確認はまだ行っていません。確認が済んだものから順に更新します。

自分の傾向を、短い診断で確かめる

気持ちの動きやすさは、性格の5つの傾向の短い診断で見られます。無料・登録不要で、結果まで見られます。結果は自己肯定感の高い低いではなく、5つの傾向のどこに寄っているかです。

自己肯定感について、よくある質問

自己肯定感が低い大人の特徴は?
特徴というより、出やすい場面で見るとわかりやすいです。ほめられても受け取れない、小さな指摘が夜まで残る、始める前に無理だと決める、などです。ただし疲れている時期には誰にでも出るので、これだけで低いとは決められません。
自己肯定感が低くなる原因とは?
ひとつには決まりません。もともとの気持ちの動きやすさ、これまでの経験、最近の疲れや環境が重なります。原因を探して自分を責めるより、いま困っている場面から手をつけるほうが進めやすいです。
自己肯定感を高める簡単な方法はありますか?
上の行動カードのように、失敗した直後に起きた事実を一文で書く、感じたことをひとつだけ言葉にする、といった小さなことから始められます。一度に変えようとせず、1枚だけ試してみてください。
自己肯定感の調査方法は?
当サイトの診断は自己肯定感を点数にするものではなく、気持ちの動きやすさを含む5つの傾向を推定するものです。医療行為や心理臨床上の検査ではありません。
自己効力感が低い人の特徴は?(自己肯定感との違い)
自己効力感は「これならできそう」という見込みのことで、自己肯定感は自分そのものへの見方です。資格の勉強には自信があるのに、自分への見方は揺れる、というように別々に動くことがあります。

決めつけないためのルール

人を決めつける道具ではありません

結果は回答からの推定で、性格や能力を確定するものではありません。「このタイプだから無理」と誰かを決めつける使い方はしないでください。

標準化された心理検査ではありません

診断ナビの診断は、公開されている心理尺度や理論を参考に当サイトが独自に設計した自己理解ツールです。回答内容に基づいて傾向を推定するもので、性格や能力を確定・証明するものではありません。学術的に標準化された心理検査とは異なります。

医療・臨床の検査ではありません

診断ナビの各診断は、医療行為・心理臨床上の検査・診断ではありません。心身の不調や疾患の有無を判定するものではなく、治療や受診の代わりにもなりません。