性格の傾向

自分がわからない人の傾向と付き合い方|自分がないと感じるときの手がかり

自分がわからないとは?

自分がわからないとは、好みや考え、やりたいことを聞かれても答えが出ず、自分の軸がどこにあるのか見えにくいと感じる状態を指す言い方です。

自分がわからないのは、自分の傾向をまだ言葉にしていないからかもしれません

「何食べたい?」と聞かれて「なんでもいい」と答える。休みの日にやりたいことが浮かばない。会議で意見を求められて、周りの空気を見てから話す。こうした場面が重なると、自分がないと感じる人がいます。ただ、軸が本当にないとは限りません。人に合わせてきた時間が長いほど、自分の好みを言葉にする機会が少なかっただけ、ということがあります。

自分のことは、ひとつの物差しでは見えません。当サイトでは、性格の5つの傾向(ビッグファイブ)をはじめ、大事にしたい価値観、仕事の進め方などを別々に測り、「自分の説明書」にまとめます。どれか一つの傾向が高い低いから、自分がわからない状態になる、と言えるわけではありません。まず全体の輪郭を見るのが近道です。

当サイトの診断は、自分がわからない状態を測るものではありません。結果は回答からの推定で、あなたを決めつけるものでもありません。説明書の最初の1ページとして使ってください。

自分についての言葉は、場面によって出やすさが違います

自分についての言葉の出やすさの軸と、場面による位置の違い(例) 自分についての言葉の出やすさ。左端は「感覚で動いている」、右端は「言葉で説明できる」。「何がしたい?」と聞かれた昼、初めての人への自己紹介、好きなことを話す夜の位置を例として示す。 自分についての言葉の出やすさ 感覚で動いている 言葉で説明できる 「何がしたい?」と聞かれた昼 初めての人への自己紹介 好きなことを話す夜 場面で動く幅(例)
位置はどれも説明のための例で、あなたの結果ではありません。感覚で動く側に寄る場面が多い人は、帯が左に寄る、と考えるとイメージしやすくなります。左にいる場面があることと、軸がないことは別です。

長所として出る場面と、困りやすい場面

自分の軸が言葉になっていないことは、場面によって長所にも負担にもなります。同じ状態の裏表なので、両方を並べます。

長所として出る場面

  • 意見が分かれた場面 自分の意見に固執しないので、両方の言い分を聞いて、間に入って整理できます。
  • 新しい人や環境に入るとき 決まった型がない分、相手や場所に合わせて、すんなりなじめます。
  • これから何かを決めるとき 「これが自分」と決めていないので、まだ試していないことを、気軽に始められます。

困りやすい場面

  • 「どうしたい?」と聞かれたとき 答えが浮かばず、「あなたはどう?」と相手に返します。決まらないまま話が終わります。
  • 進路や転職を考えるとき 自己PRの欄が空いたまま、求人票を眺めて時間だけが過ぎます。
  • 人と意見が合わないとき 相手の考えに流されて、帰り道で「本当はどう思っていたんだろう」と考えます。

付き合い方:明日試せる行動カード3枚

診断の結果に合わせて出す行動カードの中から、自分の考えを一文にする小さな動作の3枚を選びました。5つの傾向のどれが高い人にも、試しやすいものです。

  1. 1

    家族 / 親との会話で本音を飲み込みがちな場面

    反対する前に、自分の希望を先に一文で言う。

    「気持ちは分かる。でも私はこうしたい」

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    協調性が高く、親の意向に合わせやすい回答でした。家族としての良し悪しを示すものではありません。

  2. 2

    仕事 / 転職の面接や書類で自分を紹介する場面

    経験の中から、伝える軸を一つだけ選んで話す。

    「一貫して力を入れてきたのは○○です」と始める。

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    開放性が高く、幅広い関心を挙げる回答が多い結果でした。仕事の能力の高低を示すものではありません。

  3. 3

    学び / 勉強や試験で失敗した直後の場面

    反省の前に、起きた事実だけを一文で書く。

    「今回は○○が足りなかった。それだけ」

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    誠実性が高く気持ちも動きやすいため、自己批判が長引きやすい回答でした。学ぶ力の高低を示すものではありません。

校閲状況: 3枚のうち 3枚は編集部の下書きです

実在の校閲者による確認はまだ行っていません。確認が済んだものから順に更新します。

「自分の説明書」は、短い版の診断から始められます

まず性格の5つの傾向の短い版を受けてみてください。無料・登録不要で、結果まで見られます。結果は自分の説明書の最初の1ページになり、気になったところから、価値観や仕事の進め方の診断へ広げられます。

自分がわからないについて、よくある質問

自分で自分がわからないのは、なぜですか?
ひとつには決まりません。人に合わせる時間が長かった、好みを聞かれる機会が少なかった、いまの環境が忙しくて自分に向き合う余裕がない、などが重なります。わからないのは、軸がないからとは限りません。
自分を見失う原因は何ですか?
環境が大きく変わった、役割が増えた、人の期待を優先する日が続いた、などの時期に起こりやすいです。つらさが長く続くときは、一人で抱えず、身近な人や専門の相談先に話してみてください。
本当の自分に戻る方法はありますか?
戻る場所が一つあるというより、今の自分を言葉にしていく作業に近いです。好きだった物、続けている習慣、疲れたときに選ぶことを書き出して並べると、輪郭が見えてきます。
自分がない人は、どうしたらいいですか?
大きな答えを出そうとせず、小さな選択で自分の好みを確かめるところから始められます。今日の飲み物、帰り道、見る番組を、人に聞かずに決める。選んだ理由を一言添えると、好みが言葉になります。

決めつけないためのルール

人を決めつける道具ではありません

結果は回答からの推定で、性格や能力を確定するものではありません。「このタイプだから無理」と誰かを決めつける使い方はしないでください。

標準化された心理検査ではありません

診断ナビの診断は、公開されている心理尺度や理論を参考に当サイトが独自に設計した自己理解ツールです。回答内容に基づいて傾向を推定するもので、性格や能力を確定・証明するものではありません。学術的に標準化された心理検査とは異なります。

医療・臨床の検査ではありません

診断ナビの各診断は、医療行為・心理臨床上の検査・診断ではありません。心身の不調や疾患の有無を判定するものではなく、治療や受診の代わりにもなりません。