性格の傾向

集中力が続かない人の傾向と付き合い方|注意が移りやすいのはなぜ

集中力が続かないとは?

集中力が続かないとは、いま向けている作業から、通知や別の考えごとへ注意が移りやすく、同じことに向け続けにくい状態のことです。

集中力が続かないのは、注意が向きやすい対象が変わりやすい傾向があるからかもしれません

集中力がないと感じる人の多くは、ぼんやりしているのではなく、注意の向き先が頻繁に切り替わっています。資料を読んでいる最中に、昨日の会話を思い出す。メールの通知が見えて、そちらを開く。作業に戻ると、どこまで読んだか分からない。切り替わった数だけ、戻るための時間がかかります。

性格の5つの傾向(ビッグファイブ)のひとつに誠実性があり、当サイトの診断では、決めたことを順に最後までやる傾向として測っています。ここが低めの人は、始めた作業が途中で別のことに置き換わりやすいかもしれません。ただし集中力との関わりは強いものではなく、当サイトの診断も集中力そのものは測りません。

集中できるかどうかは、寝不足、空腹、机の上の物、通知の数、作業の難しさでも大きく変わります。同じ人でも、好きな作業なら何時間も続き、興味の薄い作業では数分で切れる、ということがあります。結果は回答からの推定で、日による差もあります。

注意の向き先は、同じ人でも作業や日によって動きます

注意の向き先の軸と、作業や日による位置の違い(例) 注意の向き先(誠実性との関わり)。左端は「次々に移る」、右端は「一つに向け続ける」。興味の薄い資料を読む午後、ふだんの仕事、好きな作業に入り込んだ夜の位置を例として示す。 注意の向き先(誠実性との関わり) 次々に移る 一つに向け続ける 興味の薄い資料を読む午後 ふだんの仕事 好きな作業に入り込んだ夜 作業や日で動く幅(例)
位置はどれも説明のための例で、あなたの結果ではありません。移りやすい側に寄っている人は、帯が左に寄り、作業によっては左端近くまで動く、と考えるとイメージしやすくなります。

長所として出る場面と、困りやすい場面

注意が移りやすいことは、場面によって長所にも負担にもなります。同じ傾向の裏表なので、両方を並べます。

長所として出る場面

  • 周りの変化に気づく場面 注意が広く動いているので、同僚の顔色や、部屋の空気の変化に先に気づけます。
  • 話題が次々変わる場面 雑談や打ち合わせで、話が飛んでもついていけます。いろいろな方向から意見を出せます。
  • 短い作業を並行する場面 返信、確認、小さな手配など、細かい用事をこまめに切り替えて片づけるのが得意です。

困りやすい場面

  • 長い資料を読むとき 同じ行を何度も読み返して、頭に入らないまま、スマホを手に取ります。
  • 作業の途中で通知が来たとき 「ちょっとだけ」のつもりで開いて、気づくと別の画面を見ています。戻ったときに、どこまでやったか分かりません。
  • 人の話を聞いているとき 話の途中で自分の考えごとに入り、はっと気づいたら、肝心の部分を聞き逃しています。

付き合い方:明日試せる行動カード3枚

診断の結果に合わせて出す行動カードの中から、始め方を決めておきたい人向けの3枚を選びました。粘る力を足すのでなく、戻りやすくする工夫です。

  1. 1

    学び / 学習計画を立てようとする場面

    細かい計画表の代わりに、次の1回分だけ決める。

    「今夜30分、テキスト3ページだけ」と決める。

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    誠実性が低めで、細かい計画が続きにくい回答でした。学ぶ力の高低を示すものではありません。

  2. 2

    仕事 / 締切が近づいてきた場面

    着手する日をカレンダーに前もって入れておく。

    「明日の10時から30分だけ手をつけます」

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    誠実性が低めで、期限が近づくまで動きにくい回答でした。仕事の能力の高低を示すものではありません。

  3. 3

    家族 / 実家への連絡が空きがちな場面

    毎月第1日曜など、連絡する日を一つ固定する。

    「毎月これくらいの時期に電話するね」と決める。

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    誠実性が低めで、定期連絡が途切れやすい回答でした。家族としての良し悪しを示すものではありません。

校閲状況: 3枚のうち 3枚は編集部の下書きです

実在の校閲者による確認はまだ行っていません。確認が済んだものから順に更新します。

自分の傾向を、短い診断で確かめる

作業の進め方の傾向は、性格の5つの傾向の短い診断で見られます。無料・登録不要で、結果まで見られます。結果は集中力の高い低いではなく、5つの傾向のどこに寄っているかです。

集中力が続かないについて、よくある質問

集中力がないのは、何が不足しているからですか?
何かが足りないというより、集中を邪魔するものが重なっている場合があります。寝不足、通知、机の上の物、作業が大きすぎて始めにくいことなどです。まず作業を小さく区切り、通知を切るところから試せます。
集中力が落ちた原因は何ですか?
ひとつに決まりません。最近、仕事量や生活のリズムが変わった、睡眠が短い、同時に抱える用事が増えた、などが重なっていることがあります。いつから落ちたと感じるかを、日付で思い出してみてください。
集中力が続かない日の原因は?
同じ人でも日によって差があります。前の晩の睡眠、食事の間隔、朝からの会議の数、気になる連絡の有無などが影響します。続かなかった日の条件を一言メモしておくと、自分の傾向が見えてきます。
集中力がない原因は何ですか?
注意が向く先が移りやすい傾向、作業の難しさ、環境の刺激が重なって起きます。これだけと決められる原因はありません。片づけたい作業ほど、始める時刻と終わる時刻を先に決めると戻りやすくなります。

決めつけないためのルール

人を決めつける道具ではありません

結果は回答からの推定で、性格や能力を確定するものではありません。「このタイプだから無理」と誰かを決めつける使い方はしないでください。

標準化された心理検査ではありません

診断ナビの診断は、公開されている心理尺度や理論を参考に当サイトが独自に設計した自己理解ツールです。回答内容に基づいて傾向を推定するもので、性格や能力を確定・証明するものではありません。学術的に標準化された心理検査とは異なります。

医療・臨床の検査ではありません

診断ナビの各診断は、医療行為・心理臨床上の検査・診断ではありません。心身の不調や疾患の有無を判定するものではなく、治療や受診の代わりにもなりません。