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MBTI®とは?公式検査の受け方と、無料の16タイプ診断との違い

日本MBTI協会などの公開ページを引きながら整理しました

最終更新日: 2026-10-06

MBTI®、Myers-Briggs Type Indicator® は The Myers & Briggs Foundation の登録商標です(日本国登録第3080937号ほか)。診断ナビは同財団、The Myers-Briggs Company、一般社団法人日本MBTI協会のいずれとも関係がなく、このサイトの16タイプのセルフチェックは MBTI® ではありません。正式な MBTI® は、日本MBTI協会の認定ユーザーを通じて受けるものです。

16Personalities とも関係ありません

16Personalities は NERIS Analytics Limited の登録商標です。診断ナビは同社と関係がありません。

友だちの「MBTI、また変わったんだけど」に、どの診断の話なのか聞き返したくなったことはありませんか。ネットで見かける無料の16タイプ診断と、名前のもとになった検査は、同じものとして話されがちです。

このページでは、MBTI®という名前の検査の中身、正式な受け方、ネットの無料診断との違いを、日本MBTI協会などの公開ページの言葉を引きながら整理します。診断ナビの16スタイルとの関係も、最後に書きました。

MBTI®とは

MBTI®(エムビーティーアイ、Myers-Briggs Type Indicator)は、日本MBTI協会がトップページで次のように説明している検査です。

「MBTIとはユングのタイプ論をもとにした、世界45カ国以上で活用されている国際規格に基づいた性格検査です。」

ここで見ておきたいのは、目的の書き方です。協会は、タイプに分けること自体を目的にしていないと書いています。

「個人をタイプに分類したり、性格を診断したりすることが目的ではありません。(中略)回答した個人一人ひとりが、自分の心を理解するための座標軸として用いることを最大の目的にしています。」

同じ協会のトップページには、「複雑な一人の人間の心をカテゴライズしたり決めつけたりするための診断でも適性検査でもありません」という文もあります。決めつけに使うものではない、というのが協会の立場です。

4つの見方は、協会の詳しい説明ページに次のように並んでいます。「ものの見方(感覚・直観)」と「判断のしかた(思考・感情)」、それに「興味関心の方向(外向・内向)」と「外界への接し方(判断的態度・知覚的態度)」です。協会はこの組み合わせから「性格を16のタイプで考えます」と書いています。

もとになったユングのタイプ論は、ユング『心理学的類型』(1921年、原題 Psychologische Typen)に出てくる「心の働きには対になる傾向がある」という考え方です。診断ナビの16スタイルも、この考え方を参考にしています。ただし質問と採点は当サイトが新しく作ったもので、MBTI®のものではありません(詳しくは下の「診断ナビの16スタイルとの関係」と、測定方法のページ)。

もうひとつ、名前の話です。日本MBTI協会は、16Personalities についての注意のページで「MBTIは日本において商標登録されている」と書いています。権利者は The Myers & Briggs Foundation で、同財団の商標の一覧にも MBTI と Myers-Briggs Type Indicator が載っています。診断ナビが自分の診断を「MBTI」と呼ばないのは、このためです。

正式な MBTI® はどう受ける?

協会のトップページには、受け方についてこう書かれています。

「公式な「MBTI」は、必ず「MBTI」の取扱有資格者である認定ユーザーを介して受検いただくものであり」

つまり、サイトを開いて質問に答えるとタイプが出る、という形のものは、この「正式な MBTI®」に入りません。協会の類似検査についてのページには、もっとはっきり書いてあります。

「MBTIがベースになっているかのようなホームページにおいて、簡単な質問項目が掲載されており、それに回答するとタイプがでるようになっていたり、MBTIの有資格者であることの証明と有資格者の氏名の掲載もないものについては、そのどれひとつとっても、MBTIでもなく、世界規格のMBTIとは一切関係ありません。」

結果の扱いについても、協会の説明に特徴があります。協会は「ベストフィットタイプ(もっともしっくりくるタイプ)を見つけ出す過程(プロセス)そのもの」を重視していると書いています。

正式な検査を受けたいときに、ページ上で確かめられる点は次のとおりです。

  • 案内している人や団体が、MBTI® の取扱有資格者(認定ユーザー)であると書いてあるか
  • 有資格者の氏名が載っているか(協会は、証明と氏名の掲載がないものは MBTI ではないと書いています)
  • 質問に答えるだけで、その場でタイプが表示される作りになっていないか

受検の費用や、受けられる場所・日程は、このページでは調べていません。日本MBTI協会のサイトで確認してください。

ネットの無料16タイプ診断は MBTI® と同じ?

同じではありません。日本MBTI協会は、16Personalities についての注意のページで、こう書いています。

「皆さんが回答された無料の16Personalities性格診断テストは、MBTIとは全く別のもので、質問も結果の出し方も、正式なMBTIとは全く異なります。」

16Personalities 側も、自社の考え方を MBTI とは別に説明しています。同社の理論の説明は、同社の理論のページ(英語)で読めます。

3つを並べると、次のようになります。診断ナビの欄は、情報カード(測定方法のページ)に書いてあることだけを抜きました。

正式な MBTI®ネットの無料16タイプ診断(16Personalities など)診断ナビの16スタイル
受け方認定ユーザーを介して受ける(協会の説明)サイト上で質問に答えるサイト上で質問に答える(無料)
質問MBTI® の質問協会は「質問も結果の出し方も、正式なMBTIとは全く異なります」と説明当サイトが新しく書いた質問(既存の検査の翻訳ではない)
結果の出し方近いタイプ(ベストフィットタイプ)を見つける過程を重視(協会の説明)5つの尺度で説明(16Personalities の理論ページ)4つの軸を0〜100で出し、漢字4文字と動物で表す
名前MBTI®16Personalities など16スタイル(診断ナビ独自の分類)

日常の会話では、どれも「MBTI」と呼ばれがちです。ただ、協会の説明に沿って言えば、認定ユーザーを介さずに受けたものは MBTI® ではありません。「INFP だった」と聞いたら、どこで受けたものかを聞くと、話がかみ合います。

4文字(INFP など)は何を表している?

表の4文字(INFP など)は、性格の型を説明するときに広く使われている書き方です。このサイトの16スタイルとの対応は考え方の目安で、質問も計算も違うため、MBTI® や他のサービスで出た結果と同じになるとは限りません。相性の文章はこのサイトが独自に書いた読み物です。

4文字は、さきほどの4つの見方それぞれで、どちら側かを1文字で書いたものです。外向なら E、内向なら I。感覚なら S、直観なら N(I と区別するために N を使います)。思考なら T、感情なら F。判断的態度なら J、知覚的態度なら P です。4つ並べて16通りになります。

協会の言葉(見方)文字診断ナビの軸診断ナビの漢字
興味関心の方向(外向・内向)E ・ I関心の方向(外へ向く・内へ向く)外 ・ 内
ものの見方(感覚・直観)S ・ N情報の捉え方(実感型・着想型)実 ・ 想
判断のしかた(思考・感情)T ・ F判断のしかた(論理型・共感型)論 ・ 情
外界への接し方(判断的態度・知覚的態度)J ・ P進め方(計画型・柔軟型)画 ・ 柔

対応は「考え方が近い」という範囲です。たとえば最後の J と P は、協会の言葉では「外界への接し方」ですが、診断ナビの軸は「計画どおりに進めたいか、その場で合わせたいか」を聞いています。同じ定義ではないので、「INFP だから、診断ナビでは必ずこの型」とは言えません。

4文字で相手との組み合わせを引きたいときは、診断ナビの相性表に4文字の対応表をつけています。表は漢字コードで作ってあるので、4文字から自分の位置を先に引いてください。

結果は変わる?受け直したら

「前は内向だったのに、今回は外向と出た」。結果が変わったと感じる人もいます。ただ、MBTI® で結果が変わる割合について、このページで言える数字はありません。協会の説明ページ(トップ・「MBTIとは」・Q&A・注意・類似検査)には、再検査で同じ結果になる割合は載っていませんでした(2026年10月6日に読んだ範囲)。

言えるのは、協会が何を重視しているかです。さきほど引いたとおり、協会は結果の数字そのものより、自分にもっともしっくりくるタイプを見つけていく過程を重視しています。1回の結果を、一生変わらない札のように扱う使い方は、協会の説明とも合いません。

診断ナビの16スタイルについては、仕組みから説明できます。4つの軸はそれぞれ0〜100の数字で出ます。50より上なら第一の側、下なら第二の側の文字になるので、たとえば51と49では、点数はほとんど変わらないのに、漢字コードの1文字が反対になります。点数が50に近い軸ほど、受け直したときにコードの字が入れ替わりやすい作りです。

このため診断ナビでは、50から一定の幅のなかにある軸は「境界」として扱い、言い切る書き方をしません(短い版は±15点、長い版は±8点。暫定値です)。ちょうど50になった軸だけは、「どうしても選ぶなら、どちらが近いか」を一問足して聞きます。

なお、診断ナビの16スタイルは、信頼性と妥当性を計算していません(情報カードに「未検証」と書いてあります)。外部のレビューも受けていません。結果は、自己紹介のための目安として使ってください。

研究の側では、MBTI の4つの尺度を、性格5傾向(ビッグファイブ)の観点から読み直した論文があります(McCrae と Costa、1989年)。本ページではこの論文の中身には踏み込まず、出典の紹介にとどめます。

MBTI®に公式の相性表はある?

2026年10月時点で、当サイトが調べた範囲では見つかりませんでした。

調べた範囲は次のとおりです。日本MBTI協会のトップページ・「MBTIとは」・Q&A・16Personalities についての注意・類似検査についてのページと、The Myers-Briggs Company の商標ページ。この範囲に、相性の一覧や相性の表の記載はありませんでした。協会は「ない」と書いているわけではないので、「公式の相性表は存在しない」とは言い切りません。米国の財団・The Myers-Briggs Company のサイト全体と、協会のサイト全体までは調べきれていません。

検索で出てくる相性表は、2026年10月6日に上位を見た限り、権利者のページではなく、個人のブログやSNS、メディアのページが多くを占めていました。そうした表の相性の文章は、書いた人ごとに違います。

診断ナビの相性表は、MBTI® の相性表ではありません。16スタイルの4つの軸が、二人のあいだで「同じ」か「違う」かから組み立てた、当サイト独自の読み物です。点数や順位は付けていません。

診断ナビの16スタイルとの関係

診断ナビの16スタイルは、MBTI® とは別の、当サイト独自のセルフチェックです。短い版は12問、長い版は32問で、どの問題も「2つの文のどちらが自分に近いか」を5段階で答えます。結果は漢字4文字と動物で出ます。

  • 質問は当サイトが新しく書いたもので、既存の検査の翻訳ではありません
  • 漢字4文字の分類は当サイト独自です。4文字との対応は、考え方の目安として上の表にまとめました
  • 受けても、MBTI® を受けたことにはなりません。正式な MBTI® は、認定ユーザーを通じて受けるものです
  • 結果で人を決めつけたり、仕事の向き不向きや採用を決めたりする使い方は想定していません

出典

引用した文はすべて原文のままです(2026年10月6日に確認)。ページが更新されると文が変わることがあります。