性格の傾向

頑固とは?こだわりが強い人の傾向と付き合い方

頑固とは?

頑固とは、自分で決めたやり方や考えを、周りに別案を出されても簡単には変えない傾向のことです。こだわりが強いと言い換えられることもあります。

こだわりが強いのは、慣れたやり方を選ぶ傾向が高いからかもしれません

性格の5つの傾向(ビッグファイブ)のひとつに、開放性があります。ここが低めの人は、新しい方法を試すより、使い慣れたやり方を続けるほうが落ち着きます。会議で「今回は別の手順で」と言われると、理由を聞く前に「前のままでいい」と思う人は、このタイプに近いかもしれません。

周りから見ると融通がきかない人に映りますが、本人の中では「これが一番うまくいった」という根拠があることが多いです。道具の置き場所、作業の順番、毎朝の買い物。決めたことを守る人は、ミスが少なく、ぶれない人として頼られる場面もあります。

診断ナビでは、開放性を「新しいやり方への構え」の傾向のひとつとして測っています。頑固かどうかを判定するものではなく、結果は回答からの推定です。

新しいやり方への構えは、同じ人でも場面で動きます

新しいやり方への構えの軸と、場面による位置の違い(例) 新しいやり方への構え(開放性)。左端は「慣れたやり方で進めたい」、右端は「新しいやり方を試したい」。手順の変更を告げられた朝、ふだんの仕事、好きな趣味の道具を選ぶ日の位置を例として示す。 新しいやり方への構え(開放性) 慣れたやり方で進めたい 新しいやり方を試したい 手順の変更を告げられた朝 ふだんの仕事 好きな趣味の道具を選ぶ日 場面で動く幅(例)
ここに置いた点は読みやすくするための例で、あなたの結果ではありません。慣れたやり方に寄っている人でも、興味のある分野では帯の右側まで動くことがあります。

長所として出る場面と、困りやすい場面

こだわりが強い傾向は、同じ行動が場面しだいで強みにも摩擦にもなります。両方を並べます。

長所として出る場面

  • 決めた手順を守る作業 経理の締め作業や機器の点検のように、毎回同じ順番で確認する仕事では、抜けが出にくくなります。
  • 流されそうな話し合い 勢いで決まりかけた案に「ちょっと待って」と言えます。あとで見直しが入ったとき、その一言が効くことがあります。
  • 趣味や道具選び 譲れない条件があるので、買ったものを長く使い、手入れも続けられます。

困りやすい場面

  • 急な変更を言われたとき 「今日からこの順番で」と言われて、ひとまず従う前に「なぜ変えるのか」が先に浮かびます。態度に出て、反発と受け取られます。
  • 家族や同居の相手と暮らすとき 食器の片づけ方や洗濯の順番を、つい自分の型に寄せたくなります。相手が融通が利かないと感じる場面です。
  • 意見を一度言ったあと 途中で自分の案が弱いと気づいても、引っ込めるのが難しくなります。言い出した手前、続けてしまうことがあります。

付き合い方:明日試せる行動カード3枚

診断の結果に合わせて出す行動カードの中から、慣れたやり方を大事にする人向けの3枚を選びました。合わなければ手放して大丈夫です。

  1. 1

    仕事 / 新しい部署や環境に移った場面

    初日に、変わらない業務を一つだけ先に確認する。

    「これまでと同じ進め方でよい部分はどこですか」

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    開放性が低めで、慣れた進め方を好む回答でした。仕事の能力の高低を示すものではありません。

  2. 2

    家族 / 同居する相手と生活リズムが違う場面

    全部を合わせず、重なる30分だけ先に決める。

    「夜の30分だけは一緒に過ごさない?」

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    開放性が低めで、決まったリズムを好む回答でした。家族としての良し悪しを示すものではありません。

  3. 3

    お金 / 自分へのご褒美を選ぶ場面

    いつもと同じ物でなく、新しいご褒美を一つ試す。

    「今回は違うものにしてみよう」と決める。

    保存すると「合わない場合」と「振り返り」が表示されます。

    根拠

    開放性が低めで、同じ習慣のご褒美に偏る回答でした。お金の使い方の良し悪しを示すものではありません。

校閲状況: 3枚のうち 3枚は編集部の下書きです

実在の校閲者による確認はまだ行っていません。確認が済んだものから順に更新します。

自分の傾向を、短い診断で確かめる

新しいやり方への構えは、性格の5つの傾向の短い診断で見られます。無料・登録不要で、結果まで見られます。頑固かどうかではなく、5つの傾向のどこに寄っているかが分かります。

頑固について、よくある質問

「頑固」は褒め言葉ですか?
場面によります。「一度決めたら最後まで続ける」という意味なら、ぶれない人への評価として使われます。「人の話を聞かない」という意味なら、困りごととして使われます。同じ行動でも、見る側の立場で言葉が変わります。
頑固な人の特徴は?
決めたやり方を変えたがらない、先に理由を聞いてから動く、手順や持ち物の置き方に自分の型がある、といった行動が多いです。場面ごとに違うので、これだけで頑固とは決められません。
頑固とわがままの違いは何ですか?
頑固は、自分の中に決めた基準があり、それを守ろうとする動きです。わがままは、周りの事情を考えずに自分の希望を通そうとする動きを指して使われます。外から見ると似ていても、基準があるかどうかが分かれ目です。
融通が利かない性格の特徴は?
決めた段取りを途中で変えるのが面倒に感じる、一度決めたルールの例外を認めたがらない、といった場面で言われがちです。ただし人それぞれで、同じ人でも忙しさや相手によって変わります。決まりを大事にする長所と表裏です。
こだわりが強い人への対応は?
変更を伝えるときは、先に理由と変わらない部分を話すと受け取りやすくなります。「やめて」と否定せず、守りたい点を聞いてから代案を出すほうが、話が進みます。本人も譲れる点を一つ決めておくと楽です。

決めつけないためのルール

人を決めつける道具ではありません

結果は回答からの推定で、性格や能力を確定するものではありません。「このタイプだから無理」と誰かを決めつける使い方はしないでください。

標準化された心理検査ではありません

診断ナビの診断は、公開されている心理尺度や理論を参考に当サイトが独自に設計した自己理解ツールです。回答内容に基づいて傾向を推定するもので、性格や能力を確定・証明するものではありません。学術的に標準化された心理検査とは異なります。

医療・臨床の検査ではありません

診断ナビの各診断は、医療行為・心理臨床上の検査・診断ではありません。心身の不調や疾患の有無を判定するものではなく、治療や受診の代わりにもなりません。